乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『梶原平三誉石切』 歌舞伎座 無観客4/26日はユーチューブにて、歌舞伎三昧

2020-04-27 | TVで 歌舞伎・能楽
写真は、イラン マークー
車で国境像を何時間も走るとイランのマークーにある古い教会に着く。
運転手が私に、
「カメラを外に向けてはいけない」
と言う。
光が反射して、ライフルと間違われて、射撃されてはいけないからだと教えていただいた。
なるほど、国境を超えたすぐそばの監視等では、ライフルを持った監視員がこちらを見つめていた。

イランの関所が二ヶ所(たまたまかも)あり、監視員は皆、長い銃を持っておられる。
車内に双眼鏡を置いていたら、くどく聞かれた。
「これはなんのために、持っているのか?」
と。
大切なライカの双眼鏡だったので、没収されるかと思い、ヒヤヒヤした事を思い出す。

イランに行きたいな。中国にも行きたいな。
芝居を観に行きたいな!

昨夜も子から一時間を越す電話があった。
良き日かな、良き日也!






  『梶原平三誉石切』 歌舞伎座 無観客4/26日はユーチューブにて、歌舞伎三昧



 『梶原平三誉石切』

 劇場、TVを問わずずいぶん慣れ親しんだ『梶原平三誉石切』
 待ってましたのとがにんの「酒づくし」はおおよそ口づさ見ながら、体をゆすりつチズムをとりつの観劇。
 十代の頃から、この場面が好きなんですよね。

 最後の山場で手水鉢がスッパリと切れる、と、梶原、
「………………ておけも落ちた(要約)うひゃひゃひゃ、ひやぁ。うひゃひゃひゃ、ひやぁ。」
の一度目の「うひゃひゃひゃ、ひやぁ」」の後、仁左衛門丈の場合は一瞬力を抜いて、眩いばかりの微笑みをされる。
 この笑いって他は亡くなられた緒形拳が時々されていたっけ^^

 この後、六郎太夫×梶原平三の
「切り手も切り手」
「剣も剣」
で、観客の心を掴む。

 現白鴎の梶原平三は幸四郎時代に程よく見ていますが、このかたの梶原も形を重点的に考えられて演じておられる。
 関西でもこういった熱のこもったお舞台を拝見したいものだと、染五郎時代に熱を上げ白鴎襲名でファン心を亡くした私は折に願うのでありまする。
 いやいや、今回のお舞台『伊賀越道中双六 沼津』&『梶原平三誉石切』で形を重視されていらっしゃる白鴎も、コロナ騒動が落ち着いたなら、東京でなら、今一度 見てみたいものだと感じた。

 今回も好きな演目のため、色々な役者さんたちを思い浮かべながらんの鑑賞でした。

 好き放題に書いておりますが、コロナの影響で休館となっております役者様がたや松竹株式会社様、および関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

 『梶原平三誉石切』も期間限定でギリギリ見ることができました。
 4/27AM0時半に確かめて見ると、動画は消されていました。

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