乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

80デイズ

2006-06-13 | 映画
      80デイズ
               



               楽しめど   ★★☆☆☆


               2004年   アメリカ    2時間01分

               原作    ジュール・ヴェルヌ

               監督    フランク・コラチ 

               キャスト  ジャッキー・チェン
                     スティーヴ・クーガン
                     セシル・ド・フランス
                     ジム・ブロードベント
                     カレン・モク






 みはじめてすぐにH・G・ウエルズを思い浮かべてしまいましたが、原作者はジュール・ヴェルヌなのですね。


 テレビで『80日間世界一周』は一膳に見たことがあるのですが、『80デイズ』は初めてでした。




 19世紀末のロンドンの話で、発明家のフィリアス・フォッグは、王立科学アカデミー長官のケルヴィン卿にけしかけられ、80日で世界一周する賭けをします。

 フォッグ氏は使用人としてラウ・シン(ジャッキー・チェーン)を雇い入れます。

 ラウ・シンは銀行強盗をして 故郷の村から盗まれた翡翠の仏像を取り戻し、中国へ戻ろうとしていたのです。

 ラウ・シンの正体を知らないまま、フォッグ氏は世界一周の旅に出発します。

 途中、80日間で彼らを世界一周、王立科学アカデミーの到着をさせないがために色々な手段を使ってじゃまを企てようとします。

 さてどうなることやら、珍道中の旅が繰り広げられます・・・・・・




 この映画の魅力は色々な国で繰り広げられる事件、それに伴うカンフーの魅力とでもいいましょうか・・・




 ジャッキー・チェーンの実家でヒスイの大福強盗に襲われた時の、庭にあった木製長いすを持っての形の決まったカンフーは見事でした。





 サムハン・キンポーは年をとられても、カンフーが素敵。

 うっとりと見とれてしまいました。




 デモね・・・

 私の場合一番心に残っているのは美術的と科学者のパロディなのです。

 一例を挙げてみましょう・・・




 発明家が彼女とであったパリでの『エジソン展』???

 なんのことはない、そこにはゴッホがいたり壁面には自画像が掛かっていたり、他にも有名な絵がわんさかありました。

 またトルコではシュワちゃんが王様。

 シュワちゃんの体系に合わせたロダンの『考える人』はかなりの無理がありましたが、笑えて楽しめるものでした。




 またライト兄弟の兄弟げんかや弟の、
「あんなきれいな女の子と付き合おうと思ったら、発明家になればいいんだ。」
なんていう人間臭い会話。





 今夜は裏番で以前映画館でみたことのある『浅間山荘・・・』がありましたので、どちらを見ようか直前まで迷っていました。何となく間際になって、結局見たことのない80デイズの方に決めて、みちゃいました。




 あぁ、楽しかった・・・

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