(写真は今宮戎の日に 大阪・道頓堀で。宝恵駕篭などの前を歩かれる 芸者衆のお練り。 1/10 )
記録だけ
2009年度 11冊目
『宮田登 日本を語る 8 ユートピアとウマレキヨマリ』
宮田登 著
発行所 吉川弘文館
2006年9月10日
243ページ 2730円
本日、『宮田登 日本を語る 14 都市の民俗学』を読了。
『暮らしの中の文化人類学』(波平恵美子著)やその他とと併読していたので、若干内容があちこちごちゃついたきらいはあるが、内容が興味深いので丁寧に楽しむ。
女護ヶ島は波平恵美子女氏の夜ばいの話しにだぶる。
体内としての聖山は正月に参拝した信貴山を思い浮かべる。
幡竹の話しも興味深く、春日大社おん祭の能楽入り口に立てられた竹笹の鳥居とイメージが多少重なる。
竹は思いの外、意味深いようだ。
京都の八つ橋で有名な『聖』。 この聖という言葉にも意味が深くあったのだなと思いつつ、生八つ橋とニッキの香りに心奪われる。
月曜日、息子に買ってきてもらおう・・・。
いつもながら 少々ふざけたにんげんだな、私って^^
落語についてはシャーマンとしての噺家が書かれていた。
落語や民話や伝承文芸の意味合いも楽しい。
隠里の『椀貸伝説』は柳田國男氏の『山の人生』でも出てきたことを覚えているが、非常に興味深い。
『椀貸伝説』に関する本を読んでみたい。
この場合は山の穴蔵が、あの世とこの世の境界となっている。
境界について書かれた本を探すのが先決かも知れない。
他にも興味深い内容がてんこ盛りの、質の良い 幕の内弁当といった感じの一冊であった。
このまま商売繁盛、景気が良くなることを臨みますね☆^^☆
さちさん、コメントをありがとう。
とても嬉しいです。
なんて言ってるのでしょうか。
「商売繁盛で笹もってこい。」
か、
「ほうぇ、ほうぇ。」
って言っておられるのでしょうか・・・。
とても賑やかでしたよ。
綾子さん、コメントをありがとう。
とても嬉しいです☆^^☆