乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

182: 『日本の異界をのぞく 妖怪絵巻』別冊太陽 2010年 小松和彦監修 平凡社(資料5枚)

2012-12-22 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫


  182: 『日本の異界をのぞく 妖怪絵巻』


別冊太陽『妖怪絵巻』

小松和彦監修

『妖怪絵巻 日本の異界をのぞく』

 平凡社

160ページ 定価2,415円(税込)



 わたしの読みたい物を五つ選んでみました。(写真は本書よりお借りしました。)▼

『大江山絵詞』『酒天童子絵巻』『土蜘蛛草紙』『稲生物怪録絵巻』『融通念仏縁起絵巻』『百鬼夜行絵巻』など、
 日本が誇る第一級の妖怪絵巻を多数収録した、
 異界物語入門の決定版。



 是害房絵詞
   天狗草紙
   能楽『是害(善界)』


 化物草紙


 稲生物怪録絵巻
   肝試しに百物語
   70を過ぎた頃、次々化物が…何事もなく、うっしっし…(^^)


 会談三組盃 山東京伝作 江戸時代
   三部構成
  『塁』(かさね)づくしのような内容あり(左下)
   


 化物年代記  江戸時代




 先日から楽しんでいた『妖怪絵巻 日本の異界をのぞく』を読了。
 一枚の絵でもずいぶん長い時間、構図くるくる 目を走らせて遊べた。
 結構質の良い写真がわんさか、詞書も読める大きさの物が多く、嬉しい一冊。
 別冊太陽は注目すべし…みたいな感じ。

 今年になって読んだ絵巻物が驚くばかりに多く載せられており、懐かしく面白く興奮気味に時を過ごす。


 読みたい物がいくつかあった。
「是害房絵詞」は『天狗草紙』に集録されているかもしれない。
「是害房絵詞」「化物草紙」「稲生物怪録絵巻」や 「会談三組盃」「化物年代記」を読みたいが、早稲田大学さまにあるかしらん(^^)?
     探すべし探すべし
 山東京伝作のお話は時々古書屋さんに出ているそうなので、
     見つけるべし見つけるべし


 水官図『三官図』項目を手がけられたのは、中国関係あこがれの先生のお一人 中野美代子氏
 内容おもしろいわ文章お上手だわ!やっぱりすごいわ☆

 
『日本の異界をのぞく 妖怪絵巻』
 興味のある方にはお勧めしたい一冊です☆







コメント (2)
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