乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

歌舞伎 休演中の仁左衛門さんが舞台復帰  産経新聞 11月23日(金)14時44分配信

2012-11-23 | 舞台・音楽 雑感メモ
(写真は『葵上』)



 歌舞伎 休演中の仁左衛門さんが舞台復帰

 産経新聞 11月23日(金)14時44分配信 ▼


 体調不良のため、新橋演舞場(東京・銀座)で上演中の「吉例顔見世大歌舞伎」を休演中だった歌舞伎俳優、片岡仁左衛門さん(68)が、23日昼の部から舞台に復帰した。松竹が同日、発表した。

 仁左衛門さんは昼の部「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」の南与兵衛(なんよへえ)役と、夜の部「熊谷陣屋(くまがいじんや)」の熊谷直実(なおざね)役で、初日の1日に出演後、体調不良を訴え休演。代役をそれぞれ中村梅玉さん(66)と尾上松緑さん(37)が勤めた。仁左衛門さんは11月30日から京都・南座で初日を迎える「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」には出演予定という。

 仁左衛門さんは「初日の舞台には出演を致しましたが、体調が思わしくなく、2日目より休演させていただきました。今回の休演では、何よりも楽しみにしてくださっていたお客さまにご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく思います。休演の間、梅玉さんや松緑さんに助けて頂き、大変感謝しております。千秋楽まで体調に留意をしながら、残り3日間、精いっぱい、舞台を勤めて参ります」とのコメントを発表した。


 


 今日配信された歌舞伎美人で、仁左衛門さんの舞台復帰を知る

 良かった~~



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169:『頬焼阿弥陀縁起・不動利益縁起』頬焼阿弥陀縁起上下巻 続々日本絵巻大成 伝記・縁起篇 4 中央公論社

2012-11-23 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風



  169:『頬焼阿弥陀縁起・不動利益縁起』「頬焼阿弥陀縁起」上巻下巻 続々日本絵巻大成  伝記・縁起篇 4 中央公論社(3枚)







 小松茂美(編)

 続々日本絵巻大成 : 伝記・縁起篇

 中央公論社

 1995.5

 159ページ
 定価 ¥48,422(税込)

    


『頬焼阿弥陀縁起・不動利益縁起』より「頬焼阿弥陀縁起」を読む。
 
「頬焼阿弥陀縁起」はどこかで読んだような聞いたようなよくありそうなお話。

 万歳法師が盗人の罪をきせられ、頬に火印を押される。阿弥陀様が万歳法師の身替わりに頬のやけどをおって下さるありがたいお話。

 くわしい筋書きはここでは省略。

 歌舞伎に仕立てられそうなお話にニンマリ(*^^*)

    

 興味深い天雅いくつかある。

 頬に火印の折り使われる金具は馬屋から持ち出した轡…・が気にかかるが、説明はない。

    

「頬焼阿弥陀縁起」は貴○を巧みに描き込んでひとつの話しをつくりあげている感じがする。

 上巻
 万歳法師 
 万歳法師はひとり念仏を唱える
 

 下巻
 阿弥陀像を安置した仏間の庭先に 乞食(当時鎌倉における後家人屋敷の風俗)
 やせこけた情けない顔のがいる
 

 下巻
 新造なった岩厳寺(頬焼阿弥陀像)の山門に 二人の下僧
 手にする椀と瓢(ひさご)をたたきながら節をつけて経文でも称えている風情
 

    

 多く間違っていると思いますので、お気づきの点がございましたら教えて頂けましたら嬉しいです

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168;「“ 絵解き ”ってなぁに?~語り継がれる仏教絵画~」展図録 龍谷ミュージアム

2012-11-23 | 読書全般(古典など以外の一般書)




168;「“ 絵解き ”ってなぁに?~語り継がれる仏教絵画~」
           展図録   龍谷ミュージアム





 龍谷ミュージアム(京都市下京区堀川通正面下る<西本願寺前>)で開催された「“ 絵解き ”ってなぁに?~語り継がれる仏教絵画~」展で購入した図録を楽しむ。

 本書によれば、いろいろな方が色々な所で絵解きをされていたらしい。
 いわゆる「語り」のひとつ

「語り」
 以前読んだ『説経節』や『幸若舞』や『大黒舞絵巻 鎌倉英勝寺所蔵』、また拝見させて頂いた伊勢万歳大和万歳、『演者と観客 生活の中の遊び』(日本民俗文化大系7)や民俗学関係の本に書かれていた他の芸能や歩き巫女等を思い浮かべる。
 絵解きは寺で行われるものとばかりに勘違いしていたが、実際には比丘尼ヤ色々な方々が歩き、川の上や境界等でも行われていたようだ。



 今年の二月に入って、『篠山本 鼠草子』 ニ巡り会ってからというもの絵巻物が好きになる。
 読んで行くうちに、“これは仏教を知らないと、内容がわからないわ”と痛感。
 読める 面白い 絵がきれい
 上だけを頼りに絵巻物(本や展示物)と遊んでいるが、絵解き伝え秘めるといった意味を考えると、仏教的な考え方がまるでわからなくなり、わたくしは撃沈。
 つい最近でいうと続々日本絵巻大成 4 中央公論社の『頬焼阿弥陀縁起・不動利益縁起』を読了した。
 筋書きも面白く絵も楽しい。しかし、絵巻物そのもののもつ伝えたいが為の逆の記述の意味合いがわかりにくくなってきた。これはどすすればいい者か…。
『今昔物語』でも読もうか…悩みは尽きない。


 
 ところで

「“ 絵解き ”ってなぁに?~語り継がれる仏教絵画~」展図録はとても良く構成されていて、展覧会場に足を運べなかった娘もわかりやすいとニコニコ笑う。

「“ 絵解き ”ってなぁに?~語り継がれる仏教絵画~」展は ここ数年の展覧会でいうと「国芳展」「ハプスブルグ展」「エル・グレコ」に続くわたくし個人の作品の好きさ。素晴らしい展示物に圧倒されただけあって、図録に載せられた中味は重厚。



「道成寺」が載せられている。
 これは芝居で「娘道成寺」「二人道成寺」などを複数回見ているなじみの話し
 先日はたまたま絵巻物を読んでいたので、嬉しくて嬉しくて、心が跳ねる
 『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「道成寺縁起 上巻」(続日本絵巻大成 13 中央公論社)
 『桑実寺縁起・道成寺縁起』より「道成寺縁起 下巻」(続日本絵巻大成 13 中央公論社)


 


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『鮫肌男と桃尻女』監督・脚本:石井克人 浅野忠信 岸部一徳 寺島進 鶴見辰吾 我修院達也

2012-11-23 | 映画
 (写真は中国で見た刺繍)

 何を見ているのですか?って話しですが……おもしろかったです☆『鮫肌男と桃尻女』

  『鮫肌男と桃尻女』 前半 後半

監督・脚本:石井克人
原作:望月峯太郎
 望月 峯太郎(もちづき みねたろう、1964年1月29日 - )は、日本の漫画家。神奈川県横浜市出身。男性。『東京怪童』以降、ペンネームを望月 ミネタロウに改名。
出演:浅野忠信 小日向しえ 岸部一徳 寺島進 鶴見辰吾 我修院達也 島田洋八
   俳優さん女優さんたちに拍手
1998年
109分
カラー
スタイリッシュな映像で描いたハイテンション・コメディ 『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド の人気漫画家・望月峯太郎の同名コミックを映画化。 退屈な生活から抜け出したい女と、組織の金を持ち逃げした男が繰り広げる死を賭けた逃避行 膨大な絵コンテを描いて長編デビューに臨んだ石井克人監督の気合いの入った快作 退屈な毎日を送る冴えない自分と決別するために、トシコは勤め先のプチホテルから脱出。そして、偶然出会ったヤクザの金を持ち逃げする鮫肌と共に、いつ終わるとも知れぬクレイジーな逃避行を開始する・・・。



 この映画、おもしろいわ(*^D^*)v

 特に前半!話しの展開と、crashのように入り込む何でもない会話

 こういう描き方、すきだなぁ~


 俳優さんたちがみなさん個性的で、またいいのよ。

 うまい俳優さんたちの砕いた氷通しの噛み合ない日常会話の「間」「表情」

 今考えても、前半が見事な展開だったと、繰り返し書きたくなるよ。


 じゃぁ、後半は?

 うんうん☆最後の終わり方は洒落ているね。

 イラン映画でこういう終わり方多いかもね^^


 


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