だから、走るのだ。

春の長野マラソンに向けて、祐一郎にウツツツを抜かしながらも、もくもくトレーニング中。

『MA』も終わったことですし。

2007-06-03 | 愛する山口祐一郎さまの件

『マリー・アントワネット』
5月30日(水)千秋楽 13時開演 1階前方センター
                

こんにちは!元気です。ははっ

長かったようで、短かった『マリー・アントワネット 凱旋公演』。あれだけ「暗い~、キライ~」とか抜かしておきながら、まぁ結局のところ十数回観に行きましたも、ええ。
それもひとえにカリオストロが面白かったこと、あとは俳優さんたちの熱演に押されてと、自分が見慣れたことが大きいでしょうかね?なぜそう思うかとといいますと、4月末にMA初見で祐一郎ファンでもない友人と一緒に観たとき、その友人は「なんであんなマリーにフェルセンが夢中になるかわからないし、マルグリットにも感情移入出来ない!プンスカ!!」というようなことを言っていたので、リピーターには初演の頃よりだいぶ良くなったような感じがしても、やはり初めて観る人の印象は変わりないんだな、と。

で、『千秋楽』もちろんワタクシも行ってまいりましたよ。幸運なことに今後ありえない奇跡の超前方センター席でカリオストロ様の最後(?)の勇姿をばっちり目と心に刻んで参りました。
とかいいつつ、前日「勝手に千秋楽前夜祭」を催し、明け方まで飲んだくれたため、ほとんど寝ていない状態という、最悪のコンディションで観劇に臨むこととなりました。ですが、さすが千秋楽。俳優さんたちの熱い演技ににわかに襲いつつあった眠気もふっとび、 最後まで集中して楽しむことが出来ました。

しかし、やはり寝不足で情緒が変になっていたようで、なんだかずっと笑ってばっかりいました。今さらそこはそんなに笑わなくてもいいだろう!という、「ギヨタン博士」でも笑いが止まらない始末。隣りにいた友(やはり前夜祭参加)はどうやらそれが「泣きのスイッチ」に触れてしまったらしく、「え!ここで!?」というようなところでも泣いていました。完全に怪しい二人組。周りの方、申し訳ございませんでした。

何回もいいますが、俳優のみなさまが熱い熱い。その熱演の様子は他の方のブログをご参照下さい(笑)。

えー、祐カリオストロ様ももちろんお熱うございました。熱いんだけど、「千秋楽だからといって特別なことはしない(キラン)」的なクールな感じが漂うところがまた憎い。けどスキ!ちくしょー

「幻の黄金を求めて」ではノリノリ。(腰の振り具合でノリノリ度がわかります)「みっ、なっ、もっ、がっ、くっ!!」やたらスタッカートを効かせ「まぼろほぉしの ほほごぉんほ」では上半身が2倍くらいに巨大化。(ポパイだ!ポパイ!!)最後は気持良さそうに「どうだ!」って感じで「もと~め~てぇ~~~~~~~~」で昇天。

「もしも」のお楽しみ。仮面を上げるシーン。楽だからどんなとんでも素晴らしい笑顔が拝見できるのかと、固唾を呑んで見つめていたのに、やけにゆ~っくり焦らすように仮面を上げてるなと思ったら、ゆっくり過ぎて間に合わなかったかのごとく、ぱぱっと慌てて仮面を一瞬だけ上げて、また元に戻してしまいました。その時の顔が焦ったような真顔だったので、わたしは「ふふ、祐一郎め。やってしまったわね!」とほくそ笑んでいましたが、他の方のお話を聞くとどうやらあれはワザとだったようで。わたしには焦ってるように見えたんですがね(笑)。(←単なる先入観)でも、その後の斜めのポーズは凄く斜めってました。もしかしてこれが楽サービスですか!?(さすがだよ祐一郎わけわからん)

「うんめ~いのはぐるま動きだす さぁ これから~~~!!」で指した先に自分がいるとちょっとウレシイですよね(この日は全然違いましたが)。客席に下りてきたカリオストロ様に手をわーーっと振ってみましたがスルー。やむを得ず、むなしく上げた手でそっと頭を掻いてみたり。この日は髪を可愛くフードから出してみることも無く、1回ごそごそ手をフードに突っ込んだだけで後はフードを深く被ってひっそり佇んでらっしゃいました。

2幕。前方なのに上にいるカリオストロ様をオペラで観察。ぶるぶるやってから捌けるときに急にぐわって大きくなるところがツボなのです。

「Illusion」最初は変だ~変だ~と言っていたこの曲にこんなに夢中になるとは。曲に夢中というより、正しくは歌っている祐一郎に夢中なのですがね。まぁ、そんな細かいことはどうでも良いのですが。とにかく魂が抜けてしまうかと思うぐらいとにかく素晴らしかったです。友からこの歌のおもしろチェックポイントを事前に聞いていたのですが、それを忘れてしまうくらい聞き惚れてしまいました。「まぼろぉ~~~し かっ!!」の後の眼も見開きも凄まじかった。オルレアン公も真っ青のおもしろ顔です。

ラスト「自由を~」の顔が完全にバルジャンでしたね。あの切ない渋い顔が好きなんだよう。福井さんの「かいほーーーっ!!!」が凄まじくマーライオンでした。あの後だんだん垂れる目がなんだか可愛いのよね。

ワタクシ事ですが、いつも楽近くになると我に返り「今後観劇は控えます」宣言をしており、今回も同じく観劇前に皆に宣言していたのですが・・・

みなさまご存知のあの衝撃的なカーテンコール。殿のご乱心・・・
というか、他の方のご挨拶のときから、いつものように聞いてるんだか聞いてないんだか口を横に「んーー」とやったままずっとうつむいていたので、さては何か企んでいるに違いないとは思っていました。
ですが、挨拶がはじまってみるとあの囁き声。「禁じ手」というので、どんなめくるめく出来事が?と過剰に期待するものの、「3本締め」。なんだよ~と思っていたら、あの脳天突き抜けるような超ハイトーンボイス。一瞬何が起こったのかわけがわからなくなりました。
あまりに面白すぎてお腹を抱えてひーひー笑っていたら、お次は

「立ぁてよ~~~!!オラ~~!な~に座ってんだよぉ~~~~!!」

「おりゃーーぁ!」「おつかれーー(?)」「おめでとーー(?)」「いぇーーい(??)」

もうこれにすっかりヤられました。命令口調に激しく萌えっ!開演前の「観劇控える宣言」はすっかりどこかに吹き飛びました。

ところで、王妃さまが「祐サマに拍手を!」の後は「来たーーー!!」って言ってるのかしら?

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コメント (6)
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