エリザベート
11月13日(木)13時開演
1階B列サブセンター下手
今期初エリザです~。
いやー、やっぱりエリザには人を狂わせる何かがありますね。
金髪のズラを被った52歳のオッサンが恍惚の表情で蛾のような蝶のような怪しい乗り物に乗って登場。もうこれだけですでに笑えるもの。
B列なのにオペラを使ってとりあえずメイクとヘアスタイルを観察してみました。
聞いたところによると、今回は頬のシャギーの部分をお顔に直に貼り付けて、小顔を演出。だそうです。
でも、シャギーの具合が中途半端でアゴのラインまで来ていないので、小顔を演出するとともに、顔の長さまで強調されちゃってるような気がはげしくします。
某美容研究家の方のように、顔のラインを丸く囲むようにシャギーを入れないと効果薄だと思いますです。
でも、あの髪形をしてると、逆に私のような意地の悪い人間は「ああ、この人は顔が大きいのを気にしてるのね」と余計顔をまじまじと見つめてしまいますが。
メイクは相変わらず変です。
すっぴんの肌は綺麗なのに、何であんなにファンデーションが乗っていないのでしょう。ファンデを何色か使っているようですが、なんかどす黒く見えるわ。
しかもあの青魚のようなアイシャドウ使いはなんだ!
いや、でもそんなところが笑えるのでいいんですがね。
今回気になったのは、トート閣下、なぜあんなにいつも眩しそうなんでしょうか?コンタクトの具合でも悪いでしょうか?目をぐっと見開いてるときってあまりないですよね?
ビジュアル面はさておき、肝心の歌ですが、すっごく良いです。
久しぶりに聞いたせいもあるかもしれませんが、いい!いいよ~!しびれたね。
甘くて渋くて、まるで熟成された赤ワインのような奥深さが感じられます。(熟成された赤ワイン飲んだことないけど)
発酵というより、熟成ですわね。
納豆ではないけど、チーズって感じ?味醂?
あと、なんか動きが軽やかよー。
梯子の上り下りも軽々。体重減りました?
ウワサのダンシング。目の前で見ましたが、なかなか機敏に踊ってらっしゃいました。52歳のオッサンにしては良くがんばってると思います。上手くはありませんが、見ているものの心を打つ動きです。
それと、「最後のダンス」の「お~~れ~~」の時の後ろへの仰け反り方がとっても激しくなりましたね。
家で実際やってみましたが、かなりキツいです。歌いながらイナバウアー。やっぱり祐一郎はすごいのか?マントや衣装が重いので、これらが無ければ実はもっとしなやかに踊れるとか?それならいっそトートダンサーズなみに半裸で踊ってみては?などと妄想してみたり。
そして、「あなたとはまだ踊れない!」とエリザベートに拒否されたときのしょぼーん具合がますますアップ!
腕だらーんで肩をがっくり落とし、心なしか足元もよれよれ。その前の張り切り具合と対比してのヨワヨワしい閣下の後姿に、哀愁を通り越して気の毒とすら思えます。
その他、新しい出演者さんたちの感想をざっと。
朝海シシィは顔がとってもちっちゃくってお人形さんのよう。前半の少女期のシシィの声が野太くて違和感がありますが、後半はまあまあ違和感無く・・・。
伊礼ルドルフ。祐トートとの並びはなかなかいいのですが。顔が好みじゃない(すいません)。声はいいけど声量がない?
以上。ホントにざっとでした。