かもめ食堂 バップ このアイテムの詳細を見る |
すでにDVD出てますが、近所の映画館でリバイバル上映をやってたので、maggieさん、むすび先生と。
金曜日に会社帰りに観に行ったのですが、予想外に仕事が終わらなくて、結局劇場に着いたのが上映から10分後。ミドリさんの「ガッチャマンの歌」のシーンは見れなかったけど、ストーリー的には途中からでも全然問題無しでした。
内容は、といいますと、特に何も起こることなく、とにかく美しいヘルシンキの街並みや自然の中でサチエさんの「かもめ食堂」を舞台にゆるゆると時間が流れて行くのです。
登場人物たちはみな何かしら過去に事情を抱えているのようなのですが、そういうことを超越して悟りを啓いたかのように穏やかでおせっかいで親切で魅力的。特にもたいまさこさん演じる「マサコさん」すげーっ 仙人か?って感じ。
そして何よりもわたしが悶えたのはサチエさんの着てるお洋服やバックやキッチンややかんやお茶碗やコップが恐ろしく可愛いこと。海苔が入ってるアルミの缶までもが可愛らしい。アイボリーとかブルーとか黄色とか花柄とか、もう全てが可愛らしいのよ。だって、花柄のシャツに花柄の前掛けですよ。いいなぁ。
あと、とにかく出てくる食べものがウマそう。おにぎりはもちろんのこと、焼きたてのシナモンロールとか揚げたてのとんかつとかから揚げとかしょうが焼きとか。仕事帰りで何も食べずに見てたので、もうお腹がぐうぐう。あぁ、日本食ってホントすばらしい。
コーヒーも美味しそうでしたね。翌朝カフェオレを入れるとき「コピ・ルアック」は当然やりましたとも。そしてお昼ごはんは「おにぎり」 サチエさんの作るおにぎりはちょっと小ぶりなのでわたしも真似してみたりして。
そして、日本オタクの豚身(トンミ)くん。北欧の男のコって可愛いですねー。ちょっとバカっぽいところがまたいい。あの怪しい日本語が書いてあるマニアックTシャツも気になります。
登場人物たちはすべて魅力的なんですが、やっぱり小林聡美さんはスゴイ。あの凛とした清潔感。お肌もすべすべ、背筋もしゃきっとしていて美しい。サチエさんとご本人のキャラがとてもかぶります。わたしもあんな人になりたい。あんな青空が眩しい街でピカピカのキッチンでしゃきしゃき働いて、夕方はプールで優雅に泳ぐ生活がしたい(現実逃避)
そしてあの映画を観てフィンランドに行ってみたくなった人はわたしだけではあるまい。
とにかく面白い映画でした。仕事で病んでた心が癒されました。前向きになれる映画ね。ぜひDVDでもう一度観たい。いや、買っちゃうかもー。
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