だから、走るのだ。

春の長野マラソンに向けて、祐一郎にウツツツを抜かしながらも、もくもくトレーニング中。

『ヘアスプレー』観ました。

2007-10-31 | 映画、読書

映画『ヘアスプレー』
監督 アダム・シャンクマン
公式サイトはコチラ


やはりミュージカルはこうでなければ!
もう、とにかく、見ていて楽しくて幸せで踊りだしそうな気分になります。

多彩なダンスや音楽もさることながら、キャストが着ている60年代の洋服がとにかくキュート。色とりどりのパステルカラーのふわふわワンピース。リボンやパールのネックレス。あと、ピンクのラメラメのワンピースも素敵。ガーリーの極み!可愛すぎてくらくらします。


それになんと言っても、キャストが個性的で豪華!

トレーシーことニッキー・ブロンスキーがとっても魅力的。バンビみたいな長いまつげにキラキラお目々。「笑うかどには福来たる」では無いけれど、あの天真爛漫な笑顔と明るい突き抜けた歌声は人をトリコにしますね。
(ちなみに冒頭登場する露出狂おじさんはオリジナル版の監督のジョン・ウォーターズだそうです)


話題のトレーシーママのエドナ@ジョン・トラヴォルタ。言われなければ、本当に誰だかわかりません。どちらかと言えば悪人顔(だと私は思う)の彼があの女らしくて、ちょっと気弱なBIGママなんて信じられない。役者ってすごいなぁ。仕草なんて太ったオバサンそのもので可愛いの。ベルマ(ミシェル・ファイファー)に苛められて、ショボーンてなっちゃったりすると、中身がオッサンだということも忘れて、つい「がんばって!」と応援したくなります。


そのママの旦那さまウィルバーが、クリストファー・ウォーケンですよ!この方も強面のイメージですが、その渋い彼が、面白い柄のシャツ着たり、蝶ネクタイ締めたり、アフロのヅラを被ったり、鼻眼鏡を付けたりして、それが妙に似合っちゃって可愛いのです。美人なベルマの誘惑にも屈せず、おデブなエドナママに夢中ってところがまたいい。洗濯場で二人で踊るダンスは愛があって素敵(よく考えたら2人ともオッサンなんだけど)。クリストファー・ウォーケン、歌もダンスも上手いなぁと思っていたら、もともと彼もミュージカル出身なんですね。


ラストは「サタデー・ナイト・フィーバー」ばりのダイナミックでセクシーなダンスでエドナママが全てかっさらって・・・


・・・と見せかけて、やっぱりメイベルことクイーン・ラティファがソウルフルな歌声で締めます。


「他者を受け入れて、あるがままの自分を大切にすること」


底抜けに明るいようで、実は差別問題という重いテーマが描かれてる作品ではありますが、幸せな気分で映画館を出られることは間違いないです。


そして、トレーシーが夢中なリンク役のザック・エフロン(20歳)の美しい青い瞳と、はにかんだ可愛い笑顔にうっかり夢中になってしまったワタシ(3★歳)はこんなもの↓買ってしまいましたよー。

 

ヘアスプレー オフィシャルガイド(DVD) (日経BPムック)
日経エンタテインメント!編
日経BP出版センター

このアイテムの詳細を見る

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スバルマラソン』走りました。

2007-10-28 | ランニング日誌

『上州太田ス..バルマラソン』
10月28日(日) 天気 晴れ
12kmの部 タイム1:01 31'36"(6km)-21'28"(10km)-8'55"(11.7km)


フラットで走りやすいコース(でも景色的にはつまらない)。やや気温が高いものの、風もなく絶好のマラソン日和でした。

それなのに体が重くて反応せず。タイムも去年より1分以上遅れていました。

完全に練習不足と体重増加が原因です。ここ最近、恐ろしくて体重計に乗ってませんが、雰囲気的には2キロくらい増えていそうな感じです。ジーンズ裂けたし・・・ だってジーンズが裂けたんですよ!ジーンズがっ!そんなバカな・・・。やっぱり無職が・・・仕事をしていないのがいけないのか・・・?動かないで食べてばかりいるからこんなことに・・・やはり人間失格・・・?(最近、太宰治のアレを読んだばかりなので影響を受けております)


息はまったく苦しくないのに、内臓が重いというか、脂肪つき過ぎ?背中は痛くなるし・・・なんかの病気!?・・・腹筋と背筋が足りないのかな?


そんなわけで明日からがんばります!!(ヒマなんだし)そして、東京マラソンまでに体重3キロ減!!!

顔も心なしか丸くなってきてるよおう。



来週は県民マラソンでハーフに出場だ。ひぃーーっ

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

 

<!-- OnlyOne検索ランキング -->

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『犯さん哉』観ました。

2007-10-27 | その他舞台

「犯さん哉」

[劇作・脚本][演出]ケラリーノ・サンドロヴィッチ
[出演]古田新太/中越典子/犬山イヌコ/姜暢雄/大倉孝二/八十田勇一/入江雅人/山西惇

PARCO劇場
10/25(木)19時開演
X列センター


お気楽だけど、スリルとサスペンスが不足がちな無職生活1週間目の月曜の昼下がり、ふと目にした読売新聞の演劇評。コチラ

「思いきりくだらない笑いを大まじめに作り上げた」
このフレーズにきゅんとなって、即座に観劇することを決めました。


劇場に到着し、椅子に着席して、これからどんなめくるめく禁断の世界が繰り広げられるのかとドキドキしながら、目の前の幕に映し出された出演者たちが学生服を着て爽やか(?)に笑っている姿(画像参照)をまじまじ見つめていると、その幕がするすると上がり、幕の後ろには写真とまったく同じ姿(笑顔)の出演者たちが固まっています。


そして、いきなりアラタ@古田新太さんを残して全員死亡。


正直言って、初めはついていけませんでした。
まわりの方々は椅子を前後に揺らさんばかりにゲラゲラ大爆笑でしたが、わたしはただただ呆然とするばかりでした。

だって、いきなりブリーフ一丁の古田さんですよ!そして大倉さんは半ケツだし、姜くんにいたってはブラジャーにショーツに黒のストッキングです。目のやり場に困ります。どこを見ていいかわかりません。しかも、女装の姜くんにワタクシ女子として完全に負けています。完敗です。


そして、牛乳瓶に排尿するし、カレー(!?)だし! これでもか!!というくらい放送禁止用語連発です。


そもそも、肝心なストーリーが極貧生活を送る14歳のアラタが作家を目指すも、ゴーストライターになり、最後は世界滅亡ですから。めちゃくちゃです。


もう、ほんと、やることなすことくだらないのですが、あっという間の2時間です。
あまりにストレート過ぎて、わたしとは笑いのポイントが若干合わない作品ではありましたが、目の前で繰り広げられる、めくるめく息もつかせぬバカバカしいやりとりに、口をぽかーんと開けたまま放心状態の2時間でした。


バケモノのような出演者さんたちの中に咲く百合の花のように可憐な中越さんの、可愛い顔をしてとんでもない毒吐きキャラがとても光りました。どう見ても同い年に見えないアラタとの、同級生というキャラ設定がさらに素晴らしい。



ラストの古田さんの、以外に引き締まったお尻に刻まれた「終」という文字が今でもわたしの頭の中から離れません。

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

 

<!-- OnlyOne検索ランキング -->

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上高地の旅 その2

2007-10-25 | 日記といえば日記

途中の川原でお弁当を食べました。
壮大な景色と清々しい空気の中で食べるご飯は最高の贅沢じゃ!(無理な姿勢でご飯を食べていたらジーンズの脇が破れました)


「河童橋」はイメージしてたものと違って、混雑しているただの橋でした。


恐ろしいほどに澄んでいる川の水。緑の苔が綺麗。山女も住んでいました。

 

もののけ姫の「こだま」が出てきそうな鬱蒼とした森。急に空気がひんやりして、手足が冷たくなりました。

当初、大正池から明神池に向かう予定でしたが、わたしたちの何がいけなかったのか、時間が足りなくなり途中で引き返すことになってしまいました(バスの運転手さんは「余裕で行って帰って来れるよー」と言っていたのになー)。

時間が無いのに、どうしてもこの景色の中でケーキを食べてコーヒーを飲みたいとダダをこね、ゴールのバスターミナル付近の「五千尺ホテル」でお茶をすることに。
ガトーショコラとカフェオレ。美味しかったけど、山値段(少々お高い)。



帰りのバスではぐうぐう爆睡。
ハイキングとはいえ、さすがに3時間半歩き回ったら疲れました。

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上高地の旅 その1

2007-10-24 | 日記といえば日記

現実逃避の旅。
こう何回も現実逃避ばかり続けていると、そのうち現実の世界に戻って来れなくなりそうで、少々心配です。

前の職場の同僚たちと4人で上高地ハイキング。
むすび先生がわたしのリクエストに答えて遠足のおやつ(300円相当)を用意してくれましたよ!


大正池からスタート。


どこもかしこも絵葉書のような素晴らしい風景。

とっても人懐こいカモ。「野生の動物がこんなに人懐こいのではイカン!警戒心が無いと痛い目にあうぞ!!」と威嚇しようとしたら、maggie嬢に怒られました。


穂高連峰に雪が。空の青と積雪の白と木々紅葉のコントラストが大変美しゅうございます。

絵を描く人もたくさんいらっしゃいました。いいなぁ、そういう趣味って。
河童橋付近にて。

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は、

2007-10-24 | 日記といえば日記

上高地!

マイナスイオンたっぷり。

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」観ました。

2007-10-22 | その他舞台

 ゲキ×シネ 朧の森に棲む鬼
 10/19(金) 新宿バルト9


面白かったよー!

生で見るような臨場感に加えて、ところどころをデジタル処理でさらに迫力を加えた映像に仕上げ、しかも役者さんの汗や涙などの細かい表情までとらえることができるため、文字通り舞台と映画をいっぺんに楽しめたような感覚でした。


舞台だと場所によって、見づらい部分やセリフが聞き取りにくい箇所があったりして、一度観ただけでは全体を把握するのが難しい場合がありますが、ゲキ×シネの場合、十数台のカメラを使用し、あらゆる角度から撮影していて、なおかつ音声も映画仕様に完璧に仕上げているので、そういうストレスは皆無と言っていいと思います。



で、何回も言いますが、非常に面白かった。
そして、俳優さん、みな目ヂカラがスゴイ!目で殺すとはこのことだね。

秋山(ツナ)さん、真木(シュテン)さんのあの男に媚びない堂々とした立ち振る舞いがなんと美しいこと。まさにお二人ともクールビューティー。秋山さんが出演されていた「キャバレー」を観とけば良かったと深く後悔。


市川(ライ)さんの、人間からどんどん鬼に代わっていく迫真の演技にぐいぐい引き込まれました。歌舞伎俳優さん独特(?)の外国人が日本語を喋るような発声方法に初め違和感を覚えましたが、そんなことは忘れるくらいの、爽快な悪人ぶりと美しい殺陣に息をするのを忘れるくらい釘付けでした。


そして、サダヲ(キンタ)ちゃん。やっぱりカワイー!ミニ祐★郎だ。確かな演技力が土台にあるからこそ、あの笑いが取れるのだな、と偉そうなことを考えつつ、その軽やかなキュートな動きにすっかり心を奪われました。良かった!生きてて。


で、マダレこと古田新太さん。その、もの凄い存在感と顔の大きさにヤられたので、今週「犯さん哉」を観に行くことを決めました。あれだけ切られているのに、ピンピンしている彼はやはりただものではないと思う。


そんなわけで、とてもとても楽しめましたが、やはり滝のシーンや殺陣で血が吹き出るシーンなど生でないと味わえない部分も多くあり、やっぱり舞台を観ておけば良かったなと、これまた深く後悔しております。


ですが、なかなか舞台を気軽に楽しむことが出来ない地方人にはとてもありがたいシステムですので、もっともっと上演場所を増やして頂けますよう切に希望いたします。

 

人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドーナツ!!

2007-10-19 | 日記といえば日記

今日は結局、ゲキ×シネを観て、有楽町イトシアへ。


ウワサのクリスピー・クリーム・ドーナツに並んでみました。
1時間40分待ち!暇人にしか出来ないワザ。


1時間後。試食をもらったよ~。まだあたたかくてフワフワでウマー!



人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆずこしょうと高菜忘れないでね。

2007-10-18 | 愛する山口祐一郎さまの件

博多にいらっしゃるみなさん!
今日の祐バル千秋楽はいかがでしたか?


あいさつはきっと、「(斜め上45度方向を見つめて)食べものはおいしいし・・・毎日・・こんなに・・素晴らしい劇場で・・・みなさんとお会いできて・・・こんなに幸せでいいのか?・・・と。・・・ズボンが初めの頃よりだいぶキツくなりました・・・。ありがとうございました!!!


とかいうような、いつものすっとぼけた感じで、最後は三本締め・・・と見せかけて、「ピープルズソング」をみんなで合唱。(祐一郎は指揮)

・・・と見せかけて、その裏をついてまたもや三本締めだったりして。

 

明日は博多に行った友人と一緒に夕ご飯を食べる予定。いろいろ楽しいお土産話を聞けそうで楽しみです。


せっかく東京に行くことだし、会う前に時間がたっぷりあるので、久しぶりに皇居でも走ってこようかなと思っていますが、あいにく天気予報は雨。

雨だったらゲキ×シネでも観てこようかしらね。



人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『めがね』観ました。

2007-10-17 | 映画、読書

映画『めがね』

監督/脚本 荻上直子

出演 小林聡美 市川実日子 加瀬亮 光石研 もたいまさこ 薬師丸ひろ子


水曜はレディースディ。女子の日!!
平日に映画が観れるなんて素敵ね!
・・・と言っても、ずーっと休みだけどね!!(泣)


えー、ぐっと来ました。「かもめ食堂」もぐっと来ましたけど、この「めがね」も負けず劣らず、ぐぐっと来ましたね。

ラストに赤いながーーーいマフラーをしたサクラさんが現われたときは、自然に涙がはらはらと。別に悲しい話なんかひとつも出てこないのに。


「かもめ食堂」以上にセリフも少なく、ストーリー性も薄いのですが、観ているうちにそのゆるやかな空気感にどんどん引き込まれていって、気がつくと主人公のタエコと同じように、青い空と白い砂浜を眺めながら、たそがれている自分に気がつきます。


青い空に白い砂浜、そして眩しい緑の草木に、犬。あとビール。たそがれるには絶好のシチュエーションですよね。


ああ、それにしても「サクラさん(もたいまさこ)」の雰囲気は絶妙です。あの「不思議なかき氷」にはいったいどんな秘密があるのか?実際はあずきと白蜜をかけたシンプルな(でもすごくおいしそう)かき氷なのですが、彼女が作っていると、なにか特別な、とてもこの世の食べものとは思えないものに見えてくるから不思議です。日本で丸襟があんなに似合うのは、もたいさんしかいないと思う。


そしてメルシー体操!これをマスターしたいがために、わざわざパンフレット買いました。可愛いけど、ハードよね。バランスとるのとか難しそう。プルプルしちゃいそうですよね。


で、「かもめ食堂」同様、この作品も美味しそうな食べものが盛りだくさんで、観ているうちにどんどんお腹が減ります。別に普通の梅干とか玉子焼きとか目玉焼きやごはんやパンなのに、どうしてあんなに美味しそうに見えるのでしょうか?(そしてわたしが作ったものはどうしてこんなに不味そうなのでしょうか?)


もちろん、小林聡美さんやその他のキャストも魅力的です。共通してるのが、全員独特のゆるゆるとした透明感を持っているということ。「演技ではなく素では?」と思わせるところがスゴイですよね。パンフレットを読むと、みなさん息がぴったりといった雰囲気で、力が入っていない感じがそのまま映画に出ているような気がします。



題名の「めがね」。そもそも、なぜ「めがね」なのか・・・?登場人物がすべて眼鏡をかけているから・・・?

・・・などと、深いことは考えてはいけません。いろいろな意味があるようでないのです(あるかも、ですが)。力を抜いて、風景を眺めるように、たそがれながら観ることをオススメします。


人気ブログランキング参加中★←お願いします!どうかぽちっとして!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする