映画『ヘアスプレー』
監督 アダム・シャンクマン
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やはりミュージカルはこうでなければ!
もう、とにかく、見ていて楽しくて幸せで踊りだしそうな気分になります。
多彩なダンスや音楽もさることながら、キャストが着ている60年代の洋服がとにかくキュート。色とりどりのパステルカラーのふわふわワンピース。リボンやパールのネックレス。あと、ピンクのラメラメのワンピースも素敵。ガーリーの極み!可愛すぎてくらくらします。
それになんと言っても、キャストが個性的で豪華!
トレーシーことニッキー・ブロンスキーがとっても魅力的。バンビみたいな長いまつげにキラキラお目々。「笑うかどには福来たる」では無いけれど、あの天真爛漫な笑顔と明るい突き抜けた歌声は人をトリコにしますね。
(ちなみに冒頭登場する露出狂おじさんはオリジナル版の監督のジョン・ウォーターズだそうです)
話題のトレーシーママのエドナ@ジョン・トラヴォルタ。言われなければ、本当に誰だかわかりません。どちらかと言えば悪人顔(だと私は思う)の彼があの女らしくて、ちょっと気弱なBIGママなんて信じられない。役者ってすごいなぁ。仕草なんて太ったオバサンそのもので可愛いの。ベルマ(ミシェル・ファイファー)に苛められて、ショボーンてなっちゃったりすると、中身がオッサンだということも忘れて、つい「がんばって!」と応援したくなります。
そのママの旦那さまウィルバーが、クリストファー・ウォーケンですよ!この方も強面のイメージですが、その渋い彼が、面白い柄のシャツ着たり、蝶ネクタイ締めたり、アフロのヅラを被ったり、鼻眼鏡を付けたりして、それが妙に似合っちゃって可愛いのです。美人なベルマの誘惑にも屈せず、おデブなエドナママに夢中ってところがまたいい。洗濯場で二人で踊るダンスは愛があって素敵(よく考えたら2人ともオッサンなんだけど)。クリストファー・ウォーケン、歌もダンスも上手いなぁと思っていたら、もともと彼もミュージカル出身なんですね。
ラストは「サタデー・ナイト・フィーバー」ばりのダイナミックでセクシーなダンスでエドナママが全てかっさらって・・・
・・・と見せかけて、やっぱりメイベルことクイーン・ラティファがソウルフルな歌声で締めます。
「他者を受け入れて、あるがままの自分を大切にすること」
底抜けに明るいようで、実は差別問題という重いテーマが描かれてる作品ではありますが、幸せな気分で映画館を出られることは間違いないです。
そして、トレーシーが夢中なリンク役のザック・エフロン(20歳)の美しい青い瞳と、はにかんだ可愛い笑顔にうっかり夢中になってしまったワタシ(3★歳)はこんなもの↓買ってしまいましたよー。
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