うさひかの部屋

ヨガ、ハワイアンキルト、諸々の好きなものを集めて書いています。
+子育てしながら思うこと日記(今はこっちがメインかな)

あなたのままで母を生きる

2011-12-23 11:42:33 | ちびたん育児
今日はすてきな本に出会ったので、そのことを書きたいと思います。

いろんな育児書を読みました。
しつけのことや、子育てを楽しむこと、
ガミガミ怒らずにほめて育てるとかとか・・・

二人目だから育児には慣れている(?)はずなのに、
育児休暇中で時間にはゆとりがあるはずなのに、
毎日バタバタしてちびたん1号を毎日怒っている私。
そんなときに読んだ本です。

「浜 文子の育母書」

育児書と言えるかどうかわからないけど、
今までで一番私の心に寄り添ってくれた本でした。

記事のタイトルの
『あなたのままで母を生きる』
もこの本で出会った言葉です。

育児は育自とよく言われます。
でもいつもイライラしている私。
ちびたん1号をいつも急かして、思い通りにならないことを嘆いてました。
私は全然成長していないなと、自己嫌悪に陥る日々。

そんなとき、この本のあちこちの言葉がすっと私の心に染みました。

『お母さんになったからといって、何も昨日までのあなた以外の
 何処かの誰かを演じる必要などないのですよ』

『お母さんになっても、あなたの持ち味で、あなたの続きを生きればいいのです。
 あなたのままの「母親編」の人生を生きるのです。』

『育児は難しいことではないのです。子どもを楽しめばいいのです。
 子どもの好奇心に刺激され、子どもの親をひたすら信じきっている目に
 頭を垂れ、子どもの生命力に感動し、ひたすら、子どもに驚いて側にいればいいのです。』

『「誰に教えられずとも無心に親を求めてくる、わが子の心の豊かさに素直に驚く気持ちを持って
  育児してほしい」という思いです。
 子どもはみんな愛されたがって生まれてきます。
 そして目の前のあるがままのお母さんを愛するセンサーを持って生まれてきます。
 ですから「お母さんは自分を責める暇があったら、子どもをほめなさい。」ということ。
 そして、お母さん自身の人生への価値観を日常を通して、たくさん子どもに語りかけてくださいということ。
 お母さんが何を人の誇りとして生き、また何を人の恥として生きているのか、ということを日々の暮らしを
 通して伝えていくことこそが育児であり、それがあなた自身を生きることなのです。』


子どもが生まれたからと言って、すぐにお母さんになれるわけでもないし、
誰も母親のなり方なんて教えてくれないなと、
ちびたん1号が生まれたときに思っていました。
両親学級で生まれた赤ちゃんのお世話の仕方は教えてくれるけど、
育て方までは教えてくれない。
どうすればいいのーと感じていた日々を思い出しました。

何度怒ってもお母さん大好き!と、私をひらすらに求めてくる存在。
他に世界のどこにこんな存在がいるでしょう。
以前にも書きましたが、だんなではこうはいきません・・・

よく子育てを楽しむという言葉を耳にします。
私、自分でもこれを言っていたけど、何となく違和感を持っていたのです。
『子どもを楽しむ』という言葉にふれて、あーこれだと思いました。
子どもの存在のそのものを楽しむ。
そして私のままで母を生きる。
二人の子どもを授かって、その子ども達と毎日過ごせること、
それってなんて贅沢なことだろう!!って、
恥ずかしながら初めて思いました。


子どもを育てるって、確かに大変です。
毎日やることは多いけど、
だんなが毎日ねぎらいの言葉をかけてくれるわけでもなく、
誰かがお給料を払ってくれるわけでもなく、
ほめてくれるわけでもなく。
共働きとはいえ、結局は私の方が育児や家のことをたくさんやってるよなぁと、
不公平よ!!と日々思ってしまう自分。

『私自身が誰よりも自分の努力を知っている』

この言葉がどれだけ私をなぐさめてくれたことでしょう。

言われてみれば当たり前のことかもしれません。
でも、その当たり前のことをこうして言葉で文字でふれて、
私の心は癒されました。

最後に浜さんの詩の一部を。

『そのままのあなたがいい
 そのままのあなたが好き
 赤ちゃんはそう言いたくて
 あなたに両手を伸ばしてくる』

お産は一人でするのかな?

2011-12-21 14:34:42 | ちびたん育児
ちびたん2号出産のときに思ったこと。
1人でお産てさみしいなぁってことでした。

ちびたん1号のときは助産院でだんなも一緒、
助産師さんもずっとあれこれと世話を焼いてくれ、
何せ陣痛が5分間隔になってから6時間はかかったし、
しんどかったけど、さみしくはなかったから。

でもちびたん2号のときは早産だったし、
だんなはそもそも仙台に出張してたし。

34週で入院して、37週までは安静入院で陣痛を抑えて、
少しでも長くお腹に赤ちゃんがいられるようにってことだったけど、
結局は入院して1日半、陣痛が進んで、
大病院に搬送するのか、ここで産むのか、
まだ陣痛が収まるかもしれないとか、
あー、結局、私の気持ちはどちらへ向かえばいいのですかー!!っていう感じで。

夜中の12時過ぎていたから、陣痛の間に眠ったりして、
でもこんなに早く産まれてくる赤ちゃん、大丈夫かしら?とか、
もし何かあったらどうしよう?とか、
産休に入ったらたくさん遊ぼうと思っていたちびたん1号、
離れ離れで毎日病院から帰るときは泣いていて、
今はどうしているだろう?とか、
いろんな思いが交錯して、ちょっと泣いていました。
(そもそも入院中は、ちびたん2号よりちびたん1号が心配で心配で、ずーっと泣いていたんだった私)

あー、前回のときは、だんながいてくれたから、
さみしくなかったのになぁと思っていたのです。
(今まで全然役に立っていない!!と思っていたけど、意外なところでだんなのありがたさを実感?!)

10ヶ月の間、お腹の中で赤ちゃんをはぐくみ、
その間、体はしんどくなるは、気持ちも千路に乱れることもあります。
そして遂に出産というその大仕事をたった一人でするの、私はちょっとさみしいです。

私は検査でひっかかり、病院で点滴しながらの出産しかできないのですが、
もしちびたん3号を授かったら、
次は是が非でもだんなとちびたん1号と2号と、できるだけみんなで出産したいなぁと思いました。