【ワシントン時事】来年秋の米大統領選に向け、民主党の2回目の候補者討論会が30日、ミシガン州デトロイトで2日間の日程で始まった。初日は共に左派で、世論調査の支持率2位を争うサンダース上院議員(77)とウォーレン上院議員(70)ら10人が登壇。医療保険制度改革などをめぐって激論を戦わせた。
「使い物にならない医療保険で、人々は医療費を払えずに破産している」。冒頭、サンダース氏は、民間保険を廃止して公的医療保険を全国民に適用する皆保険制度創設の必要性を力説した。これに対し、異論を唱えたのが穏健派の候補者だ。
ディレイニー元下院議員(56)は民間保険廃止について「なぜ民主党が、人から物を取り上げる政党でなければならないのか」と批判。モンタナ州のブロック知事(53)も、巨額の公費支出を念頭に「欲しい物リストだ」とサンダース氏の案を切って捨てた。
ウォーレン氏はサンダース氏擁護に回り、「これだけははっきりさせたい。医療保険を人々から取り上げようとしているのは共和党だ」と矛先をかわした。
サンダース氏は「トランプ大統領を倒すだけでなく、経済と政府を変革しなければならない」と強調。ウォーレン氏も「われわれの問題はトランプ氏が発端ではなく、トランプ氏は腐敗したシステムの一部にすぎない」として構造的な改革の必要性を訴えた。
単純明快にアメリカらしく=公約:全国民を中くらい金持ちにしますがその代償は強制徴兵です。強制徴兵が嫌で志願制徴兵がいいなら今まで通り貧富の差を出し野良犬みたいな生活して頂き社会的弱者になって戦地に行って下さいと国民投票で問えば如何?