続・犬猫なし旅行

尾白川渓谷を散策した後は、お決まりの小淵沢。

アウトレットでちょっと買い物して、う～に～のお里へ。

う～に～のブリーダーとは、もう３０年も前、ダンナも私も独身の頃からの知り合い。
だからう～に～の死が縁の切れ目、ということはないわけです。
こういう縁でう～に～が我が家にやってきたものだから、私は新たにブリーダーを探して
犬を飼うという気になれないのかも知れないな～。と思ったりする。

夕食はブリーダーさんと一緒に、甲斐大泉の有名カレー店「ヴィラ・アフガン」へ。
ここは今さら言うまでもない超人気店で、休日のお昼はいつも混んでますね。
アフガンのオーナーさんも、３０年ほど前、私が通っていた乗馬牧場によく遊びに来ていました。
でもカレーを食べに行ったことは１～２回しかありません。だって混んでいるんだもん。

ものすごく久々にアフガンに行きました。
「店内撮影禁止」と書いてあったので写真は撮りませんでした。
帰宅して「食べログ」見たら、どっさり写真があったけど（笑）。
というわけで写真がありません。見たい方は「食べログ」見てね。

さんざん迷った挙句、あさりのカレーをいただきました。
シーフードカレーはよくあるけど、あさりだけのカレー初めて食べた。
あさりの旨味いっぱい、おいし～。
これでもかってくらい、あさり（笑）。
あ、でもこれはブリーダーさんとアフガンさんが親しいから、サービスかも知れません。
これ見て食べに行って、違ってたらごめんね（笑）。

そして懐かしの旅籠屋小淵沢店に１泊。
う～に～とまいすが何度も泊まった旅籠屋、やっぱり快適だわ～。
小淵沢店に来たのは７年ぶり。
犬も猫もいないから、初めて２階の部屋だったよ。

翌朝はピカピカの晴天。紫外線強そう～（笑）。


旅籠屋、全然変わっとらんなー。空、めっちゃ青いよ。


朝食のクロワッサンうまかった。お店によって朝のパンの取り揃えが違うのも楽しい。

う～に～が旅立って３年の間に、旅籠屋の新店舗もずいぶん増えていました。
旅籠屋はきちんとマナーを守れる人としつけられた犬には、たいへん快適な宿です。
そうじゃない人と犬は来ちゃダメですよ。何しても許されるペンションに行ってね
旅籠屋さんがいつまでもペットＯＫのままで、どんどん増えていったらいいな。

旅籠屋をチェックアウトして向かったのは、犬友のりくままさん宅。
初めて行く所なので近くまで行ったら電話しようと思っていたら、家の前に到着していました

りく君はこの夏に１５歳になります。
足はだいぶ弱くなって、ほとんど寝ている毎日ですが、介助されて家の前を歩いたりもしています。
食欲もバッチリです。
おじゃました時はちょうど爆睡している時間帯でしたが、触っているうちに目が覚めて、
目だけ動かしてこちらを見たり、足をバタバタ動かしたりしました。


ぱぱさんの膝で嬉しそうなりく君。

りくままさんとぱぱさんが心を込めて用意してくださったお料理とワインを午前中から
いただいて、私は相当酔っぱらってしまいました。
ぱぱさん料理上手でビックリ～。

ぱぱさんはりく君と仲良く寝てしまい、ダンナは酒は一滴も飲まずご飯をたらふく食べて寝てしまい、
私とりくままさんは、飲んで同じ話を何度もするという（ダンナの証言による）典型的な酔っ払い状態（笑）。
そんなこんなで気づいたらなんと夕方の６時！
何時間飲んでたんだ

りく君はぱぱさんが大好きなんだって
ぱぱさんにくっついて、本当に幸せそうに寝ていたよ。
大切にされている犬や猫は、どのコもみんな幸せだってわかる、いい表情をしていますよね。
私は子犬や子猫よりもそういうシニアな犬や猫を可愛いと思うこのごろですが、
これはやはりシニア犬猫と暮らした人にしかわからない感覚なのでしょうね。


ほらね。こんな顔。

りく君がこれからもまだまだ、ぱぱさんままさんと一緒にいられますように。
夜中に目が覚めて鳴いたりと苦労もいろいろあるそうですが、どんなに大変でも、
生きてそばにいてほしいと思うのが飼い主の切なる願いだと思います。
私も、苦痛を長引かせるよりも、う～に～やまいすが苦しまずに旅立てるならそれが一番だと
頭では理解していても、心はやっぱり一日でも長く・・・と願っていました。

りくままさん、ぱぱさん、ありがとうございました。
お家の場所はわかりましたので、りく君に会いに、また厚かましくおじゃまさせていただきます（笑）。

短いけど内容充実の犬猫なし旅行、これで終わりです。
思えばりく君と初めて会ったのも白州のテラス。７年前のちょうど今ごろのことでした。
その時も、テラスのテラス席で山菜天ぷら定食をいただいたのでした。
人も犬も年月が経って老いていき、う～に～もまいすも今はもういません。
だけどいつまでも変わらない場所があって、そこに行けば懐かしい日々が鮮やかに蘇る。
そうやって思い出すことで、いつまでも一緒に生きていけるのだと思います。


２００７年に初めて会ったりく君。凛々しいね。


プリンが目当てだった２００８年８月のう～にゃん。


２０１０年３月のまいす。何やってんだか（笑）。