労働組合 社会運動ってなんだろう?

労働組合のこと、社会運動を考える
「万国の労働者団結せよ!」というコトバが好きです(笑)

今日買ってきた本

2005-01-29 23:33:00 | おりおりのコトバ
「つんどく」、というコトバがあるが、読みこなすより買っていく本が多く悩む日々(笑)。
買ってきた本
・『街から反戦の声が消えるとき-立川反戦ビラ入れ弾圧事件-』宗像充著 樹心社発行 星雲社発売 立川反戦テント村弾圧事件を描いた本
・『ルポ戦争協力拒否』岩波新書
・『弁証法はどのような科学か』三浦つとむ 講談社現代新書

 さあ、さあ読まないと。
 大月書店から刊行されている『マルクス=エンゲルス8巻選集』、高校の頃に買ったけど、10年近くたつ今でも読み切れていない。さらには、今から数年前には同出版社から出ている『レーニン10巻選集』もそろえたが、こちらもまだ、、、、。絶版になる前に、必要になりそうな文献をそろえたという面もあるが、、、。
 大月書店国民文庫の一冊に『猿が人間になるについての労働の役割』があるが、現在品切。4冊ぐらい仕入れた。いくつか重要な論文が掲載されており、誰かにあげることができるようにと考え、いくつかの書店で在庫を買い集めた。一番最初に買って、読みながらいろいろメモ書きしていった本を、これから就職活動に走ることにあなるある仲間(女子学生)に貸し出している。読んでくれたかは疑問なのだが、ぜひ読んでほしいと思う。

追記 1月30日
『猿が人間になるについての労働の役割』、1965年当時の日本共産党独習指定文献に指定されていた科学的社会主義(当時の表現ではマルクス・レーニン主義)の古典のうち、単行本(文庫もふくむ)になっていないものを集めたもの。マルクス、エンゲルス、レーニンの論文11本が収められている。うち、表題になっている「猿が人間になるについての労働の役割」(未完の草稿・『自然の弁証法』の一部)、「『経済学批判』序言」(『経済学批判』の序言・序文的なもの、史的唯物論の「定式」とも言われることがある)、「青年同盟の任務」は、ぜひぜひ読んでもらいたい。科学的社会主義の理論と運動について基本的な考え方が描かれているし、自分自身も読んで考えさせられたし、いまの生き方の土台の一つにもなっているから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間をつくるということ

2005-01-24 00:36:07 | おりおりのコトバ
 労働組合運動、地域の青年運動とかをやっていると、気がつくとドンドン自由になる時間が消えていく。当然ながら、働いていると平日は朝から夕まで仕事をしている、夜とか土日・休日が活動(労組とか青年運動etc)の時間として使われていく。
 活動、やりがいを感じるし、自分の可能性を開拓していくことができる。だがしかし、そればっかりになっていくと、ふと「これでいいのか?」となる。自由に使える時間がほしい、ゆっくりできる時間がほしい、あれもしたい・これもしたい、と思うときもある。見に行きたい映画、イベントがあっても、自分的には余裕がなくなっていて結局行けずじまいのことがおおい。
 彼女とかいれば、「彼女とデート!」とかいって内外に表明して抜ける合意は可能かもしれない。しかし、彼女はいない、だけど気になる人がいる、そんなとき関係を深めていくために「映画でも見に行きませんか?」とか誘いのアクションを起こしたくても、平日は仕事だし、夜とか土日は会議だ云々かんぬんがあって、誘いかけをしたくてもその余裕がなくなってしまう。オープンに公開している特定の彼女がいれば「○×する」、といえば理解が得やすい。だけど、特定の彼女がいない状態できっかかりをつくりたいと思っても、なかなか言い出せないし、いろいろ予定が入っていると気になる人に「○×しませんか」(○×は映画でも遊びにでもいろいろですが)といえない。悩ましい限り。
 彼女のいない一青年のぼやきですが、、、、、。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資本論

2005-01-23 11:35:16 | おりおりのコトバ
 新たに出版された資本論第一巻を買ってきた。筑摩書房から刊行が始まった『マルクス・コレクション』の第Ⅳ巻・第Ⅴ巻が、資本論第一巻になっている。
 大月書店国民文庫(岡崎次郎訳)、岩波文庫(向坂逸郎訳)、新日本新書(日本共産党社会科学研究所監修 資本論翻訳委員会訳)、と何回挫折したことやら。また、読んでみたいと思い、新訳という物珍しさもある買って読み始めた。ただ、上に上げた訳のうち岩波以外はディーツ版全集のページもついていて、各種解説本の多くでは解説版が依存する訳書ページ数とディーツ版ページ数が併記されており別の訳本でも参照が可能になっている。しかし、筑摩版ではディーツ版ページがついていない。この点は是非改善してもらいたい点だと思う。
 第一巻を読み切りたい、第二巻・第三巻、筑摩では出る予定がないので、新日本新書版または新日本上製版で読みたいと思う。その時は、新日本版の第一巻部分を再読が必要かもしれないが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳しい時代、たけど、、、

2005-01-17 22:25:05 | おりおりのコトバ
労働運動・社会進歩の運動にとって厳しい時代、とよく言われる。憲法問題では、国会議員の3分の2が「改憲」派という状況になったり、前なら簡単に通らなかった法案が強行されたりもする。「いつか来た道」という表現もされたりする。
だけど、厳しいだけか?絶望だけか?そうじゃないと思う。「いつか来た道」、そんな雰囲気があることは否定しない。同時に、反戦・平和・働くものの権利を守る日本共産党が40数万の党員と多くの『しんぶん赤旗』読者・支持者の支えで活動していること、2万数千の民主青年同盟、そして働くものの権利・平和・民主主義で活動している全労連というナショナルセンター(労働組合の全国センター)に結集する地域労連・労働組合が元気に活動している。そして、考え方の違いはあっても平和と民主主義・生活向上のため活動している多くの民主団体や市民団体が意気高く活動している。
時の為政者によりマスコミ報道がゆがめられ、反戦平和・民主主義擁護の運動が巨大メディアの報道から排除されても、元気に活動している仲間が全国、そして世界で活動している。そして、サービス残業の是正など大きな成果を上げている。スペインの仲間たちは、無法なイラク戦争協力の政府を選挙で倒し、戦争協力反対の政府を実現した。
厳しい時代、世界の流れ・運動を見据え、学び元気に意気高く行動していくことが大切だと思う。民青同盟の前身である共産青年同盟委員長の川合義虎は、「未来は青年のもの」といったといわれる。まさに、未来は若者のものだ。社会を変える時、そこにはかならず夢と希望をもつ若者が集まり、運動をリードしていた。厳しい時代だからこそ、夢と希望・ロマンをもって、明るい明日を切り開く運動を、力を出し合って切り開きたい。
まっていろよ、悪政推進の自民・公明・民主、そして彼らと付和雷同する人々よ。さあガンバロウ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成人の日

2005-01-10 22:06:05 | おりおりのコトバ
今日は、成人の日。新成人のみなさんおめでとうございます。連休を増やす政策の元で、成人の日が固定(前は1月15日)から1月の第二月曜日に変わって、どのくらいになるのか?
地域の若者運動で、成人式会場前で宣伝をしました。地域の9条の会も宣伝をしていましたが、若者は若者で旗を出し、ビラ配布などをしました。9条をまもってほしいetcです。
今年は東京都議選が夏にあったりもします。若者の平和を守ってほしい、雇用を増やし労働条件を改善してほしいという切実な声を都政へ反映候補を、都議会にみんなの力でおくりだしたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビラまき逮捕??再論

2005-01-07 23:59:01 | おりおりのコトバ
 日本共産党のビラをポスティングした人、自衛隊イラク派兵に反対するビラを自衛隊官舎にポスティングした立川自衛隊監視テント村の人を逮捕する事例が続いている。自衛隊派兵反対ビラを配布した事例では、地裁では無罪判決がでている。しかし、それから間もない時期に日本共産党のビラを配布した人を逮捕する事件が発生している。
 ビラは迷惑、そんな論理がまかり通り、逮捕は当然・しかたがないという論理に怖さを感じる。好き嫌いはあるかもしれない、市民の政治的自由はどうなるのだろうか?。逮捕賛成・容認派の論理でいえば、この世はすべてお金次第、カネのない人の声はかき消されて当然という論理へたどりつくだろう。共産党もテント村もお金のないひとが、お金を出し合ってつくっている運動だと思う。お金を出し合ってビラをつくり、無給でポスティングにまわっている。それに対して、国民の税金=「政党助成金」を使って大々的にTVコマーシャル、新聞広告、そしてビラを各種全国紙に織り込むのは合法。なんかおかしいぞ。
 共産党やテント村を罰するなら、じゃ住宅街にポスティングする○×不動産(財閥系不動産やもふくむ)、大手宅配ピザ屋のチラシをポスティングする人々も一緒に逮捕してもらおうじゃないか。結局、政治的弾圧じゃないの、お巡りさん。彼らを突き出す自称「住民」に怒りをもって「ふざけるな!」の声を上げよう!!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なくせ過労自殺

2005-01-06 21:35:49 | おりおりのコトバ
 「川田直(すなお)さんの労災認定を勝ち取る会」という運動を応援しています。この運動は、川田直さんが1996年春に調布市国領にある、みずほトラストシステムズ(当時は安田コンピューターサービス)就職、十分な研修・指導もうけることなくSE(システムエンジニア)として働かされ同年7月頃にうつ病を発症、退職を決意後も会社に出勤させるなどして、結果的に同年9月に帰宅途中に府中・車返団地から飛び降り自殺(享年24歳)へ追い込まれたことに対し、会社側の責任を追求し・労災認定をもとめるものです。現在、東京地裁八王子支部で裁判中です。人間らしく働きたい=川田さんのように過労自殺に追い込まれる職場をなくしていきたい、SEとして働くものとしてこんな悲劇をなくしていきたい。人間をモノのように扱い、使い捨てる社会を変えていきたい、そう思い応援しています。
 人間が人間らしく働ける職場、そんな職場を増やしていくこと、労働組合運動・民主的もしくはまともな社会運動の使命だと思います。就職難にしても、「自分に能力がないから」とあきらめたり失望しなくてもすむ社会をつくっていきたい。
 職場・地域・学園から声を上げていくこと、応援する社会運動・労働運動(全労連、民青同盟・日本共産党etc)がある、いっしょに声を上げていきませんか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ本

2005-01-05 22:01:46 | おりおりのコトバ
最近読んだ本
・『いきいきとした組織活動』 大高保明 著 学習の友社
・『鋼鉄はいかに鍛えられたか』 N・オストロフスキー作 岩波文庫
・『新日本共産党綱領を読む』 不破哲三 著 新日本出版社

 『鋼鉄』は、何年か前に読んだけど、ふと読み返そうと思って読んでみた。去年、何か鬱な気持ちになったり、失恋(あたってくだけただけだけど)したり、いろいろあって気持ち的には日和っていた時期もあったりしていた。ちょい、労働組合運動・社会労働運動の「活動家」としての生き方を考えてみたいと、再読してみた。目的意識(問題意識かもしれない)、運動前進と自分成長という点を見直してみる必要があるかもしれない。
 特別な美男子でも、異性を引き寄せる特別な能力も、リッチマンでもない等身大の自分。今の社会なんかおかしいぞと感じ、そして平和をまもりたいと思い、あるきっかけで社会運動(若者の運動)に飛び込んだ学生時代。就職してからは、労働組合運動にもかかわってきた。運動に関わる中で、できるようになったことも沢山ある。社会・職場をよくする運動をそだてること、運動に関わり成長していくなかで人と出会いはぐくまれる感情(異性への感情・気持ち)をそだてる、両方を大切にしていきたい。『鋼鉄』の主人公は、自分の感情(異性への感情)を捨て革命運動に艇身する時期を経て、小説の最後のところで運動の成長とともに異性への感情(彼女の成長もふくめ)をそだてる道へと踏み出している。
 『いきいき』は、年末に買って一読したが、もう一度読み始めたところ。最近の学習の友社は、おもしろい本を出している。『いま君にできること』や『人間らしく自分らしく』など青年向けの社会科学入門書、今回の『いきいき』のような組織活動の手引きとか。
 ガンバレ学習の友社
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2005年 新年にあたっての談話(笑)

2005-01-04 17:41:35 | おりおりのコトバ
・労働組合青年部の一層の活性化(吹かせよう政治と憲法の風、要求実現の年へ!)
・若者の結集する地域労連(T労連)、地域労働運動にしていこう!
・選挙で革新民主勢力を前進させよう
・今年こそ彼女をつくります 運動と一体で 運動で輝き・(出会い)・運動を通じて仲を発展させていきたい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いいことば恋愛編vol1

2005-01-04 17:38:40 | いいことば
・「直接的な個我のあり方を否定して、他我とのいっそう高次な一体感のうちに、はじめに否定された自我を復活させることを意味するのであって、この意味で、否定を媒介とする自我の拡大であるといえるでしょう。」『君たちは人間だ』P108~109

・「恋愛を自己ギセイであるといったり、恋愛とは恋人の中に自分の欠けたものを見いだし相手によって充たすことだといったりする。私は、これらの恋愛観を古いものだと思います。恋愛とは、相手の異性の中に、美しいもの高いもの、すぐれたもの、魅力あるもの、力強いものを見いだし、それを喜びそれによって高められ、自らも美しく高く力づよくなってゆくことだと思います。私は、これを恋愛の弁証法と名付けたい。」『人生と愛について』

・「あなたは組合づくり、仲間づくり、社会変革の仕事にさらに打ちこんで、そのたたかいの中で、彼女より、もっとすぐれた信頼できる女性を探すことです。あなたにふさわしいすばらしい女性はかならずみつかります。たたかい続け求め続けているかぎりは」
雑誌『学習の友』1977年3月号 P10~11


文献
『君たちは人間だ』真下信一 新日本出版社
『自由と愛』真下信一 青木書店
『人生と愛について』平井潔 社会思想社
雑誌『学習の友』は、労働者教育協会編集 学習の友社発行
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする