労働組合 社会運動ってなんだろう?

労働組合のこと、社会運動を考える
「万国の労働者団結せよ!」というコトバが好きです(笑)

ある思い出-むかしのメールを発見して

2006-05-23 02:57:00 | おりおりのコトバ
 メーラーであるフォルダを開いたら、なつかしいメールが目についた。今からおよそ6年数ヶ月前、某メーリングリストで発言したメール。就職してから1年未満、青年運動や地域労働学校運動に参加するようになっておよそ2年目ぐらいの時期に書いたもの。その頃と比べて、いまの自分の到達点はどうなのだろうか。

 そのころ、労働学校に参加していたある某病院で1年目看護師として働いていたTさんについて、ある人のTさんに対する評価について感じたことについてタネに少し書いたものです。Tさんは、学生のころ青年運動の地域組織で1年ぐらい一緒に活動してきたとき以来の知り合いの仲間で、自分的には少し特別な感情をもっていた仲間のことです。

 以下メール引用
「ときどき感じるというか考えることですが、人の評価は難しいなーと思います。一人の人間でも、いろんな側面をもっていて、うっかりすると目立つ一面だけで判断して、別な側面にある時に気づきビックリするするものです。→このことを悪用するとホントをいってウソをつけますが。
 知り合いの看護婦さんのことを、ある人は暗いくらいといって評価していますが、そうでない彼女も知っているので聞いていると複雑です。派手さとかはないけど、目立って明るいということはないけど、自分にないものをもっている、やっぱりすごいし魅力的だと僕は思っています。自分自身の思考回路を見ると、理屈選考というか観念的です。だけど、彼女は人間としての思いというか、思いを語る力は
ずっとあります。細かいところを見ていくと、まあ文句というか批判する人のいうとおりのところもありますが、やっぱりいいところも大切にして見守っていきたいなーと思います。」

 Tさんは、僕より少し後に某青年団体に加入した仲間です。活動をする中で、前向きに・自分のコトバで思いを語り行動する姿を見て、すごいな・すてきだなという思いを持つことができました。彼女は、青年団体の活動だけでなく、当時問題になりつつあった薬害ヤコブ問題などにも取り組んでいました。一緒に活動する中で、気がつけば、自分にとって特別な存在になっていました。
 その後、Tさんは就職で青年運動の活動拠点を職場(某病院)へ移し、自分は諸般事情あって学生のころ活動していた地域で活動を続けてきました。地域の青年団体は、仲間が受験勉強に集中するため、就職、諸般事情あって、かなり厳しい時期があったりもしました。何をやってもうまくいかず、だいぶ日和ってサボっていたり、さる人とくだらない言い合いから「冷戦」になってみたりしたときもありました。運動をサボりながらも、心の片隅で「これでいいのか」と思う自分がいたりもしました、、、。
 それでも、それでも運動を続けてこられたのは、頼りない自分に対し多分の期待をしてくれた、各方面の仲間たちでした。また、Tさんが職場の青年組織でがんばっている話、また労働組合の活動でがんばっている姿を春闘討論集会・某地方医労連定期大会などで見て、地域青年運動の役割が大きいことを感じたことも一つの要因になっています。

 そのTさんも、いまは某労組副委員長・某地方医労連執行委員として看護師増員のとりくみ、政治革新を進める運動で奮闘している。組合専従には「高嶺の花」だと言われる。客観的にみれば間違いないのだが、自分にとっては過去もいまも特別な存在。まけずにがんばっていきたい、とメールを見直して思った。ジグザクかもしれない、螺旋状かもしれない、時には後退するかもしれない、だけど一歩一歩できるだけ前向きに歩んでいきたい。新しい、自分にとって刺激的な出会い求めつつ。

2006.5.25改稿
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雑文

2006-05-22 00:52:28 | おりおりのコトバ
すこしだけ仕事関係ねた。
3月から新システムが稼働するので、2月いっぱいで使用をやめるはずだった書類発行システム。ところが直前になり、6月まで使うことになり、2月にどたばたと修正。そしたら、書類の様式が変更され、修正。今度は6月以降も使用するから、別システムに対応した形で修正する羽目に。ころころ方向が変わっていくのには、ホトホトこまる。

メーデー、病院で取り組んでいる署名を集めで会場を30分ほど回りました。建交労京王新労、都庁職衛生局支部、東京土建K支部。土建では、労働学校で以前一緒だった知人に会いました。かつて青年運動の仲間だったKさんが専従書記していた組合、、そのKさんは昨年春に志し半ばでなくなりました。ちょっぴり寂しさも感じつつ。衛生局支部、以外と若い(若そうな)人もいて 労働運動まだまだ未来があると感じました。

対人関係が非常に苦手、知らない人が多いところには入っていけない、弱点だらけ。だけど寂しがりや。愚痴っぽい。日和ってばかり。雰囲気が読めない。どうにかしないといけないと思いつつ、逃げ回っている。
西洋史の概説書をいま読んでいます。東アジア史の本、戦後政治史の本、『世界をゆるがした10日間』(ジョン・リード)、『日本軍事史』(吉川弘文館)なども読もうと思っています。と、いうか積んである本を読みすすめているのみ。
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