労働組合 社会運動ってなんだろう?

労働組合のこと、社会運動を考える
「万国の労働者団結せよ!」というコトバが好きです(笑)

労組青年部

2006-10-01 15:19:29 | 労働組合
先日、労組青年部の定期大会があった。いままで運営委員でしたが、運営細則の規定に従い「卒業」となりました。とはいえ、執行委員の役割分担として青年部「担当」の一人になっているので、足抜けできません(笑)。
それはさておき(なんのこっちゃ)、大会のチョイ前に医療労働学校があり山の上に行って来ました。最近はいつものメンバーばっかりでしたが、今回は初参加の青年3人も含むメンバーで行ってきました。青年部の部長・副部長も参加。活動上の悩みなども交流でき、また労組の役割や情勢を学べてよかったとようです(なぜか他人事のように書く、自分も行ってきたのに)。二泊三日の日程で2日目夜は早朝5時まで(おい3日目になってんじゃん)起きていました。1時ぐらいまで大広間での交流会、そして部屋に戻り若干交流が続き、そしてお開きになり寝ようとしましたが、青年部長に布団をはがされたたき起こされ「青年部の現状についての認識・思い」について議論しました。現状認識が甘かったこと、思いを理解していなかったことに反省。見た目・思いこみで判断してはいけない、講師の方が行っていた通りでした。ことし1年 引き続きがんばります。
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DELL(デル)の裏側 東京新聞記事より

2006-01-02 20:19:00 | 労働組合
大手コンピュータ会社・デルの違法行為追求し、追いつめた労働組合の活動を紹介します。東京新聞2005年11月27日付 特報欄より

デル社虚偽採用疑惑のウラ
面接は社員、名刺も使えた
 ふつう、採用面接に合格し、その会社で名刺を持たされたら、自分はそこの社員だと思わないだろうか。しかし、彼は社員ではなかった-。景気回復の声も聞こえるが、その裏側にいるのは、生涯賃金で正社員と3倍の格差がある派遣やパートという不安定な形で働く人々だ。世界有数のコンピューター会社に立ち向かい、一矢報いた男性の事例から、派遣業界の実態を検証する。 (大村 歩)

 当時フリーターだったMさん(30)は二〇〇二年八月、川崎市幸区の米パソコンメーカー「デル」を訪れた。同社は大型家電量販店などでパソコンを展示販売する「デル・リアルサイト」というコーナーを多数展開しており、その販売員募集に応募したのだ。採用担当者の面接が終わると、即決採用された。Mさんは以前にパソコンの店頭販売員をした経験があり、そこを見込まれた。

 ただ、Mさんと同社の雇用関係を示すような書面は一切、渡されなかった。デルの担当者は「うちはそういうことはしてないの」と説明し、さらに「給料の支払いは第三者のD社に委託してますから」と話した。

 一方で、Mさんにはデルの社内サイトにアクセスできるIDを与えられた。勤務表は同サイトを通じて知らされ、同時に毎日、業務日報も提出させられた。デル社の社名と役職名が入った名刺も渡された。当然、正社員だと思っていた。

■「残業の概念がうちにはない」

 仕事は忙しかった。一番の問題は同社から決められた時間通りに仕事が終わらないことだ。勤務表通りに終業しようとすると、量販店側から「ダメダメ、まだ(閉店合図の)『蛍の光』が鳴ってないでしょ」と言われる。量販店の閉店時刻午後八時を過ぎても蛍の光は流れず、同九時前にやっと閉店し終業できる。残務処理などで、最大で一日五時間三十分の残業もあった。

 Mさん「残業代はどうなるのか」

 上司「うちは残業という概念がないんですよ。だから残業代もない」

 「このときは外資だからかなと妙に納得してしまった」が、最初の給料が支払われた段階で、厚生年金も健康保険も雇用保険にも加入していないことが判明。Mさんは問いつめた。

 上司「うち、そういうのやってないんだよね。基本的に日本の会社じゃないからさ」

 Mさん「じゃあ、みなさんはどうしてるんですか」

 上司「俺(おれ)たちもそういうのないから気にしない。まあいいんだよ。(パソコンを)売ればいいんですよ、売れば」

 結局、Mさんは自身の成績好調もあり、約一年間、残業代未払いを黙認する。同僚も「ガタガタ言わないで売ればいいんですよ」と取り合わなかった。だが、二〇〇三年末に再び残業問題を問いつめたところ、「残業代のかわりにインセンティブ(歩合給)を払っている」という奇妙な答えが返ってきたため、新たな疑問がわく。

 翌年一月から、同社の商業法人登記簿謄本を取得したり、労働関係法規を勉強し、自治体の法律相談にも足を運んだ。分かったことは、同社は日本法人企業であり、日本の労働法規はすべて適用されること、残業代を支払わないのは違法であることだ。Mさんはこうした事実を突き付けた。

 上司「残業代、残業代って言うなら派遣会社に言ってくれ」

 Mさん「派遣?」

 上司「だってMさんウチの会社の人じゃないよ」

 Mさん「えっ…俺、社員じゃなかったの?」

 Mさんは「デルから給与支払い業務を委託された第三者」のはずのD社の社員で、D社からデル社に派遣されていたのだという。

 驚いたMさんはD社に「D社とは雇用契約を結んでいない」と抗議。しかしD社は「今、現にMさんが働いて給料を当社から振り込んでいるその実態が雇用契約だ」と言うのみだった。

 Mさんは東京労働局、神奈川労働局などに就労条件の明示義務違反で違法な雇用だと訴えた。両局は両社に指導を行い、D社は雇入通知書を送ってきた。残業代も支払われるようになったが、Mさんは一件落着とは思えなかった。労働法規が罰則を定めているのに、なぜ行政は指導にとどめるのか、納得できなかった。正社員ではなかったというショックもあった。

■同様の手法で170人集める

 Mさんは派遣労働者やパートなどでつくる労組「首都圏青年ユニオン」に加入。両社計九回、団体交渉を行った。さらに神奈川県警幸署に職業安定法違反容疑(無許可紹介)でデル社を告訴。同署は今年八月、同容疑で法人としてのデル社と元同社員を書類送検し、罰金刑が確定した。捜査などで、Mさんと同様な手法で集められた派遣社員は百七十人にも上ったことも分かった。しかし、Mさんは結局「契約期間が切れた」との理由で、今年八月末で解雇されてしまった。

 同ユニオンの阿久津光書記長は「量販店向け派遣労働者のトラブルも多いが、正社員を装って虚偽の雇用を続けていたケースは珍しい」と同社側の姿勢を強く批判するが、同社の認識はMさん側と大きく異なる。

 同社広報担当者は「リアルサイトは派遣会社に委託して行う業務であり、正社員として採用することはない」と話す。Mさんが正社員だと信じたのは思いこみだというわけだ。

 だが、Mさんを面接したのは同社員だ。「人材派遣会社より先に面接して、派遣会社に紹介してしまったことは事実で、当時は法律の知識がなかった」と「ミス」を強調。「派遣会社を使うのはビジネス戦略上の理由。一種のアウトソーシング(外部委託)」というが、コスト面も考慮していることは認めた。「デルは外資だから社員全体に残業代の概念がないという説明を受けたそうだが」と問うと「とんでもない。残業代がないなんて…恐ろしい」と答えた。

 派遣など非正規雇用は拡大し続けている。総務省統計では十年前に比べ、非正規雇用の労働者は五百万人以上増加し、一昨年には役員を除く全雇用者の三割を突破した。厚労省統計では、二〇〇三年度の派遣労働者数は前年比10%増の二百三十六万人で過去最高。正社員を派遣社員に置き換え、人件費削減を図る経営側の狙いが鮮明になっている。

 NPO法人「派遣労働ネットワーク」の関根秀一郎事務局次長は「Mさんのように最初に契約書も渡さないケースは派遣業界でもほとんどない。ただ外資系企業は日本でも自国の労働慣行を踏襲してトラブルになるケースは多い」と指摘した上で、「派遣労働者は有期雇用だから派遣元から『次の契約は結ばない』と脅されれば、非常に立場が弱い。派遣先にとっては安価でいつでも首を切れる便利な存在。フリーターが増えたのは若者の根性がないせいだと論じる人がいるが、冗談ではない。こき使って一、二年で使い捨てという今の実態は、昔より格段に厳しい」と話す。

 Mさんは今、こう語る。

 「派遣ではもう働きたくない。しかし仕事は選べない…ホームレスになっちゃうのかなという危機感はありますね」

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東芝賃金資格差別争議を応援しています

2005-12-09 01:21:24 | 労働組合
 毎朝通っているJR某駅、半ば東芝某工場のための駅になっています。駅名はもっともらしい駅名ですが、駅前にあるKバスのバス停は「東芝前」。それはさておき、先月末、そして先日、この駅でビラまきをしました。
 東芝争議支援共闘会議・東芝の職場を明るくする会がおこなっている、東芝賃金資格差別争議を応援する行動です。さぞかし労務や守衛の妨害・イヤガラセがあって受け取りも良くないのかな?と思っていましたが、思ったより受け取りもよく少々ビックリ!引き続きがんばりたい。
東芝の職場を明るくする会
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さあ みんなでメーデーへ行こう!

2005-04-28 01:11:30 | 労働組合
 5月1日、メーデーです。働くものの団結で、生活向上・平和・民主主義をかちとる行動の日です。歴史ある国際共同行動です。大企業の御用組合が主力の「連合」に加盟する組合は、日程を変えたりもしています。しかし、労働組合のたたかう伝統をひきつぎ、私たち働くもの市民の権利を守る最前線に立つ、全労連や全労協、そして協力共同の関係にある市民団体・民主団体・労働組合は、メーデーの歴史や国際連帯の意味合いを大切にして、5月1日に働くもの祭典「メーデー」をおこないます。
 今年のメーデーは日曜日、普段は仕事でetcでも大丈夫!さあメーデーへ行こう!。憲法まもろう!9条大スキ!いまの政治に異議あり!自衛隊派兵ヤメロ!アメリカのイイなりふざけるな!そんな声をメーデーに集めよう。平和と民主主義、生活の向上をめざす、多くの働くもの・市民の手で5月1日のメーデーを成功させよう!世界の働くものそしてNPT再検討会議への要請であつまる世界の人々と一緒に連帯する メーデーに参加しよう!
 「連合」さん、いい加減 思いに答えてくれない日本経団連や民主党に期待するのではなく、働くものの団結と国際連帯に加わってくれませんか?それが、日本の働くものの総意だと思います。
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すとらいき

2005-03-18 21:59:10 | 労働組合
 3月16日、日本医労連の春闘回答指定日。この日の夜、大衆団交で理事会から回答を受け取り、交渉をおこないました。翌17日は、日本医労連の統一行動日で、ストライキをはじめとする行動(回答内容によっては全組合員対象のストライキ突入もありうる)する日になっていました。
 職場の労働組合は、回答を受け取り団交参加者と相談の上、全組合員対象のストを回避し、中央執行委員による指名ストに切り替えました。
 3月17日、朝は病院入り口での書記局ニュースの配布。白衣で通れば職員とわかるのですが、白衣でなく通る職員もいるので、職員なのか患者さんなのかわからないことも多く、何人か間違えて渡してしまった人、渡しそびれた人も。そして、回答書の各職場の組合員への配布、3種類の署名(介護保険改悪反対署名、看護職員増員署名、憲法と教育基本法を生かした教育を求める署名)を集めながら病院前で宣伝。
 午後は、某JMIU組織と地域労連と共同の統一ストライキ集会があり、集会とデモに参加をしてきました。
 働くものの団結で生活向上、平和と民主主義を勝ち取ろう!2005年国民春闘に勝利しよう!
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2・23怒りの総行動

2005-02-25 22:17:44 | 労働組合
 2月23日、怒りの総行動ということで春闘の取り組みで、全国的に宣伝などがとり組まれた。職場の労働組合でも、加盟する地域労連(地域の労働組合の連合体)に結集して、朝宣伝を皮切りに行動。
 この日、たまたま休みを取っていた。朝宣伝行きつもりだったが起きられずさぼり、夕方は居眠り。夜の集会どうしようかと思ったが、たぶん最近自分的には気になる女性の執行委員が来るだろうと思い、集会途中になるが参加した。集会後、デモ行進。彼女はウグイス役。だいぶ板につきうまくなったことを実感する。
 集会後、副委員長(地域労連の事務局長)に誘われ反省会ならぬ飲みに。労働組合はパブから生まれた、とはいえ呑むために集まったのではないが、酒を傾けつつ職場のこと、運動のことをしゃべるのもいいこと(おい本当か?)。
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しゅんとう 春闘 シュントウ

2005-02-23 00:24:25 | 労働組合
 今年は春闘(シュントウ)が始まってから50年とのこと。
 全労連は「国民春闘」という表現をして、全労連には加盟していない中立系労組と「国民春闘共闘委員会」を立ち上げ行動をしている。単に労働者の要求実現だけでなく、自営業者・農民・漁民など、勤労人民各層の要求実現も掲げ行動することに「国民」春闘の意義があるとか。
 春闘は終わったといわれる、しかしわざわざいわれるということは終わっていない証拠!本当に終わり意義がなくなれば、わざわざ「おわった」といわれずただ消え去るだけ。大企業の御用組合、たたかいを放棄しても、国民の苦しい生活、労働者の苦しい生活は変わらない。変えるための行動があるのみ。春の時期にいっせいに行動する、それが国民春闘。さあ一緒に声を上げよう!みんなが動けば大きな力になる。御用組合幹部がたたかいを封じ込めようと財界と酒を飲み交わし談合しても、たたかう労働組合、どうにかしたいと思う労働者がいる限り、たたかいのエネルギーは封じられない。
 23日は全労連のいっせい行動日、2・23怒りの総行動。あなたの住む、働く街でも宣伝活動などがおこなわれるはず。ぜひ暖かい視線を!!できれば一緒に声を上げよう!!
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メーデー

2005-02-07 01:33:01 | 労働組合
 5月1日は、言わずとしれたメーデー!働くものの団結を示す国際的イベント。しゃべるコトバ、文化は違っても、「働くものの団結で生活向上、平和と民主主義」「国際連帯」を、大いにアピールして行動する日。
 8時間労働制実現をめざし立ち上がった19世紀末のアメリカの労働者たち。その当時は、今では想像もできない10時間以上の労働が強いられていた。せめて、一日のうち睡眠に8時間・自分と家族のために8時間を実現するために、労働時間を8時間以内に制限しようと、ゼネスト(職場、産業を越えてすべての労働者が一致団結してストライキに突入する)でたたかった。一度は、経営者からの妥協を勝ち取ったが、資本家と資本家のの味方をする政府と軍隊による陰謀で、団結して立ち上がった労働者は弾圧され、たたかいの指導者はいのちを奪われた。それから幾年後にアメリカの労働者たちは運動をもう一度立て直した。そして、再び8時間労働制をもとめ5月1日にストライキなどの行動に立ち上がることを決定し、内外に訴えをはじめた。それに呼応したのが、科学的社会主義の創始者の一人でありドイツ社会民主党に大きな影響力を持つエンゲルスが援助していた、「第二インターナショナル」という社会主義・労働者党の国際団体であり、5月1日に全世界でいっせいに行動を起こそうと決定し、呼びかけをおこなった。それがメーデーの起源といわれている。
 日本語で、英語で、フランス語で、ロシア語で、中国語で、朝鮮語で、沢山の言語で「万国の労働者団結せよ!」と叫ばれ、世界中で行動を起こす5月1日メーデ!メーデーの伝統と共同行動、全労連を中心とする人々、全労協に結集する人々は欠かさず行動している。ただ御用組合の集団である連合系はゴールデンウィークを口実に日をずらすようになっているが、、、、。
 今年のメーデーは日曜日!職場には組合がない、平日は仕事、そんな人でもメーデーに一緒に行きませんか?アピールする行動、一緒にやりませんか? 世界中の働くものと連帯できる日、労働者の祭典メーデー!。さあ一緒に行動を!!!みんなが動くとき、きっと社会はかわる。無力ではない、微力なだけな労働者、一緒に動けば大きな力になる。
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労働組合運動とのなれそめ(笑)

2005-02-01 22:40:49 | 労働組合
 別に革新派でなかった時期を経て、「今の社会、何かおかしい」という問題意識を持ち、地域の若者運動・政治革新運動に出会った。何か、労働組合って大事だと言うことを何となくしった。
 労働組合で活動するきっかけとなったもの、社会を変える運動との出会いもあるが、運動を一緒にやった仲間の中に労働組合活動家(当時、某診療所で事務をしていた某医療労組の執行委員)がいたこと、なんという巡り合わせだが就職したところの組合が、先の人が専従として活動していた組合だったということ。就職してまもない時期に、かつての仲間が「執行委員をやれ!」と自分的には突然あらわれて、ひょんなことで労働組合役員になってしまったところにある。
 労働組合、やっていると悩むことがおおい。青年部組織に関わっていると、どう社会運動としての「労働組合」のカラーを出していけばいいのか、、、、。遊び・交流する、それだけじゃ「労働組合」らしくないというか、遊ぶ場所が沢山ある今の日本社会では、十分に若者を引き寄せられない。困ったことを解決、つまりは職場の問題など要求を実現すること、不十分ながらも存在する労働法制を活用してたたかうこと、他の団体にできない労働組合の青年組織=青年部の魅力なのではないかと思う。どうおもいますか?
 踊ってマルクス、うたってレーニン、もいいけど、たたかって願い実現してこそ労組青年部!
 吹かせよう政治と憲法の風、遊びそして要求実現をする労組青年部運動!
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