うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

アイアンマン  60点

2009年04月26日 | 映画感想
アイアンマン デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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金持ちでイケメンでプレイボーイで社長で兵器開発の超天才のトニーが、武装ゲリラに拉致られてむかついてパワードスーツ作って脱出して、そのパワードスーツを改良して正義のヒーローになって世界を守ろうとする話。

隠れない、忍ばない、努力しない、というバッドマンやスパイダーマンにケンカを売っているようなアメコミヒーロー、アイアンマン。
その楽天的ヒーローぶりにはある意味スカッとするものがないでもないが、脚本がまずいのか主演がいけないのか、まるで主役を応援する気にならず、またカタルシスがどのシーンにも存在せず、基本的に面白くなかった。
そもそもパワードスーツでヒーローってのがピンと来ないし、そのパワードスーツが完成するまでで映画が半分終わっているので、ひどくイライラした。だるいよ。

アイアンマンの能力も近代兵器そのもので、ミサイルとかビームとかのべたなそれで、スパイディアクションとかと比べると、てんで特徴に欠けていた。
ラストのウォーマシン(だよね?)との決戦もべつにどうでもいい感じの力押しで、脚本の構成も普通すぎるし決戦としてあんまり盛り上がらなかった。

アメコミ原作映画は面白いの多いなー、と思ってたが、やっぱり全部が面白いわけじゃねえんだなー。
つうか不思議とアメコミらしさを感じなかった。普通の派ハリウッドアクション映画。
なんでなんだろ?



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