うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

同人誌の新刊出そうかどうか、という話

2010年11月09日 | 栗本薫
冬コミに受かってたので、そろそろ栗本薫同人の第二弾を作ろうかと重い腰をあげはじめたんだが、はて、なにをしたものか。
やはり感想文をまとめたものか。
全著作感想文は、サイトであげているものを補完して完全版的なものにして出したいと常々思ってはいたのだが、あれを全部まとめると分厚くなり、必然的に高くなってしまう(あんま売れないから)
それに今から全部まとめて書き加えて、では絶対に冬コミに間に合わない。

なので、考えたのが、ある程度のジャンルごとにいくつかまとめて、五冊~六冊くらいにする感じで、イベントごとに一冊ずつ出していく感じにしようかな、と。
で、ジャンルの分け方だけど、冊数とかもだいたい考慮して

・SF、ファンタジー
・ミステリー、現代もの
・伝奇、時代、ホラー
・JUNE
・中島梓

あたりに分けようかな、と。
で、いま簡易的に栗本薫の著作をその五つの分類に分けてたのね。
それが以下。



・ファンタジー、SF
グイン・サーガ 本編130巻 外伝21巻
トワイライトサーガ全二巻
セイレーン
幽霊時代
さらしなにっき
火星の大統領カーター
心中天浦島
メディア9
ゲルニカ1984年
(?)魔境遊撃隊 全二巻
さらば銀河
滅びの風
パロスの剣
緑の戦士 全三巻


・ミステリー、現代小説
ぼくら三部作
伊集院大介シリーズ
 絃の聖域
 やさしい密室
 鬼面の研究
 猫目石
 伊集院大介の私生活
 伊集院大介の冒険
 伊集院大介の新冒険
 天狼星三部作
 仮面舞踏会
 魔女のソナタ
 怒りをこめてふりかえれ
 新・天狼星 全二巻
 真・天狼星 全六巻
 タナトス・ゲーム -伊集院大介の世紀末-
 青の時代 -伊集院大介の薔薇-
 早春の少年 -伊集院大介の誕生-
 水曜日のジゴロ -伊集院大介の探求-
 真夜中のユニコーン  
 身も心も 伊集院大介のアドリブ 
 聖者の行進 伊集院大介のクリスマス
 陽気な幽霊 
 女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅  
 第六の大罪 伊集院大介の飽食  
 逃げ出した死体 伊集院大介と少年探偵
 六月の桜
 樹霊の塔 伊集院大介の聖域   
 木蓮荘綺譚 ―伊集院大介の不思議な旅
 
行き止まりの挽歌
ネフェルティティの微笑
黒船屋の女
ライク・ア・ロ-リングスト-ン
(?)十二ケ月 ~栗本薫バラエティ劇場~
死はやさしく奪う
双頭の蛇 上・下
グルメを料理する十の方法
ハ-ド・ラック・ウ-マン
アンティック・ド-ルは歌わない
シンデレラ症候群(シンドロ-ム)
(?)まぼろし新撰組
野望の夏
魔都 恐怖仮面之巻
(?)真夜中の切裂きジャック
グランドクロス・ベイビ-
あなたとワルツを踊りたい
(?)接吻 -栗本薫十代作品集-
(?)黄昏の名探偵 

・時代、伝奇、ホラー
魔界水滸伝24巻+外伝4巻
夢幻戦記16巻
女狐
好色屋西鶴 全二巻
魔剣 二巻
神変まだら蜘蛛
神州日月変
吸血鬼~お役者捕物帖~
地獄島~お役者捕物帖~
バサラ 全四巻
栗本薫の里見八犬伝
六道ヶ辻シリーズ
 大導寺一族の滅亡
 ウンダー・デン・リンデンの薔薇
 墨染の桜
 大道寺竜介の青春
 死者の謝肉祭
 大正ヴァンパイア伝説 たまゆらの鏡
 大正浪漫伝説 狂桜記
 大正浪漫伝説 天の陽炎 










・JUNE
今西良シリーズ
 まよてん
 翼
 朝日全五巻
 真夜中の鎮魂歌
 嘘は罪
 ムーン・リヴァー

おわらぶ全十巻
元禄無頼 上・下
元禄心中記 上・下
紫音と綺羅 上・下
蝦蟇/蜥蜴
いとしのリリ-
JUNE全集 第1巻
タトゥーあり 
矢代シリーズ
 キャバレー
 黄昏のローレライ キャバレー2
 流星のサドル
 
 
・中島梓
文学の輪郭
あずさの男性構造学
にんげん動物園
あずさのアドベンチャー'80
赤い飛行船
道化師と神
ベストセラーの構造
花陽炎 春の巻
美少年学入門
息子に夢中
昭和遣唐使3000人
マンガ青春記
作家の肖像
シルクロードのシ
(?)小説道場 旧版全三巻 新版全四巻
くたばれグルメ
ピラミッドミステリーを語る
わが心のフラッシュマン
魔都ノート
コミュニケ-ション不全症候群
名探偵は精神分析がお好き
アマゾネスのように
あずさの元禄繁昌記
今岡家の場合は
夢見る頃を過ぎても
タナトスの子供たち
とんでもグルメ
着物中毒
ガン病棟のピーターラビット 
転移

おまけ
栗本薫・中島梓---JUNEからグイン・サーガまで (らんぷの本/マスコット)





(?)がついているのは、ここのジャンル分けで本当にいいのかな? という疑問が残っているもの。
ホラーは現代ものに含めようと思ったけど、ミステリーが多かったので、意外と少なかった伝奇、時代と合流。
こうして見ると、意外とJUNEものが少ないことに気づいて、ちょっと困る。なので小説道場や美少年学入門をJUNEの方へ入れようか、とかも考えてる。でも中島梓で統一したい気もするし、難しい。
『栗本薫・中島梓---JUNEからグイン・サーガまで』は栗本薫・中島梓の著作ではないけれど、関連本なのでおまけ的に中島梓本に入れとこうかな、と。
JUNEは同人誌も入れると数が増えるんだけど、手に入れていないものや、手に入りそうにないもの(フルハウスとかね)もあるし、揃える気がないので、できれば入れたくないなあ。
別枠としておまけのような感じで読んだもののみに限定して同人誌感想のぺらい本にして出そうかな、とかも考えてはいる。

で、感想を加筆・訂正・書下ろししつつ、合間合間にコラム的なものやまとめ文的なものを入れていこうかな、と思っているわけです。


で、問題は、今回の冬コミに向けてどのジャンルを選ぶか、ということ。
ファンタジーはグインについてはまたあとにしたいのでパス(というかどういう方向性で書くかまだ思いつかない)
中島梓に関しては、わりと書きやすいしまとめやすいんだけど、小説道場のあつかいに困るし、感想で薫とばしていきなり梓からてなんか抵抗ある。
ミステリー、現代ものは、伊集院大介シリーズがあるので安牌。
伝奇、時代、ホラーは、まだ魔界水滸伝に対して全然語っていないままなので、それをメインに語りたい気持ちはある。けど、それなりの思い入れとガッカリ感があるため、語りにくい気もするし、すごい手間がかかりそう。うなグインみたいに、感想だけじゃなくて別な大型企画もつけたいんだが、その企画がうまいこと思いつかない。やりづらい。でもいまとりかからないとずっと放置な気もするなあ。
JUNEは、ぶっちゃけ一番読者需要があるんじゃないかという気もするけど、これはできるならトップバッターにもってきたくないなあ。個人的に「表のグイン、裏のまよてん」というイメージがあるので、できたらファンタジーと同時に頒布したい。あと、JUNEは感想の冊数が少ないのもあるから、門弟作品の感想・紹介も混ぜてやっていったりしようかな、という考えもあって、これはこれで昔の門弟作品を読み返したりしないとなので、手間取りそう。サーモンの作品とか、一度がっつり語りたいけど、わりと覚えてないのよね。

いまのところ、安牌で「ミステリー、現代もの」、書きたいけど手間取りそう&需要低そうなのが「伝奇、時代、ホラー」、書きやすさと需要はかみ合ってるけど個人的にあとにしたいのが「JUNE」、この三つのどれにしようかで迷っている感じかな。
ぶっちゃけ時間とやる気がもたなさそうなので、まかすいに関してなにか書くのは無理かなー、書く前にかるく読み直したいしなー。やっぱミステリーかJUNEか……どうしたもんだろう……


つうわけで、ただいま意見とか要望とか募集中。
60Pで500円の本にしたいな、と漠然と考えてる感じ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hisui)
2010-11-09 07:52:50
「魔界水滸伝」がいいなー。読みたいっすー。
ずっと「うなさんは魔界にはあまり思い入れないのかも」と思って遠慮してたんだけども(笑)、あると聞いたら読みたい!

あと今回じゃなくてもいいのですがオリジナルも読みたいです。
返信する
Unknown (うなぎ)
2010-11-09 23:03:03
まかすこは最初から最後まで通して二回以上読んでるし、豪ちゃんのマンガを読むようになったきっかけでもあるからけっこう思い入れはあるんだけど、いま冷静に読み返したらけっこう、かなりしょっぱい作品なんじゃないか(特に第二部以降)という恐れがあって、あんまり読み返したくないという気持ちが少なからずある。
あと作品の流れが散漫すぎてどうフォローしたものか……と……
返信する

コメントを投稿