ただいま、30年?!以上前の古いヤンマーエンジンの分解整備
を行っております。もちろん、今ではもう作られていません。
セルモーターが壊れたときは、沖で手動でハンドルを回して
エンジンがかけられるようになっていたり。
昔のエンジンでは一般的だった形だそうで、
「わーなつかしい。」といっている技術もおりました。
修理中のこのYAは、現状は、回転をあげるととまってしまう。
そして、、かからなくなる。というような危険なにおいのする症状
がでていました。
焼きついているんじゃないかねえ、、という想像も。
早くなんとかせねば。
それに、まだまだ部品もありました。
ヤンマーすごいでしょ。
エンジンのオイル、ベルト周りからいろいろ見ます。
長い長い間、何もされてなかったのじゃないかしら、
オイルは真っ黒で粘度がすごい。。どっろ~~~ん。
すごい。ゆるゆる落ちるオイルは、このまま立ってあるいていきそうな
粘度を見せておりました。すでにもののけの域です。
ばらしていくと、循環水の経路は潮が固まって大体つまっています。
オイルパイプはさびて穴があいていました。
がんばんなくては。
シンプルで整備がしやすい、計算された構造の舶用ディーゼルエンジン。
ヤンマーはヨットのディーゼルエンジンでは世界的にも一番人気。
長持ち長寿命ですから、きちんと見てあげればずっと船を支えてくれます。
機械は船の命ですからね♪
気のぬけない整備、まだまだ続きます・・
白波がたってました。でも、明日は結構遠出を
計画されてる方もいらっしゃるくらいだし、
大丈夫みたいですよ!
いっぱいつれたらいいねー!
がんばってくださーい♪
いただきます。
こちらのエンジンは昭和46年製造です。
ピストン、ライナー、リング等すでに供給
できるものがないので、大変申し訳ないのですが
エンジンの復活は難しい状況であると思います。
お力になれず申し訳ございません。
大事に想っていただきまして、ありがとう
ございました。
また何かございましたらお問い合わせメール
にてお問い合わせくださいませ。