唐泊の造船所の棟梁は、昔は木で船を作っていた腕のいい
職人さんです。
今でも、お盆の前には、子どもが乗れるくらいの大きさで
木で木船を作られます。精霊船です。
今日は1/20の木船模型をみせてくださいました。
昭和25年の図面から作ったそうです。
ヒノキと杉でできています。
舵は、手でうごかす、手舵です。
シャフトやペラや、エンジンはついてなくて・・
「それは鉄工所の仕事やろう。」といわれて、1/20のエンジン
とペラとシャフトを、これにすえつけろ!といわれてしまいました。
ひえー!!
扉をあけると、中にはちゃんと、エンジンがのる台まで1/20
で作ってありました!(><)
わ、わたしがアルミででも・・模型、つくってみましょうかね。
(むずかしー!!)
棟梁も、木で作ることがなくなって、さみしかったりも
するのかな。時々こうして、昔の図面から小さな木船を
作られて楽しまれています。。
あ、でも趣味でたくさんつくっているので・・飽きてきたのか。
今回のこの船。
キャビンだけは、今の図面からおこして作ったんですって。
体は昭和25年、キャビンだけ平成。