先日、座礁の連絡があり、曳航救助を行いました。
座礁事故の際には、無理して走ると損傷がひどくなったり、場合によっては振動や抵抗で浸水がひどくなり
被害が大きくなることも多いです。
事故の際は無理をせず、曳航救助をご依頼いただいた方がベストです。当社では、当社のお客様と
ご契約社団体様からの救助依頼について御受けすることが可能です。（＾＾）
トラブルの際はまずご一報を。被害を少なく安全に帰港いたしましょう。
さて、上架後は、点検と整備にはいります。今回は舵・舵床・シャフト・プロペラ等衝撃が
トモマワリ全体にありました。
シャフトブラケット部のFRP破損
シャフト・プロペラ曲がり
舵床破損・浸水
船底も破損浸水中のため上架してトモマワリすべての分解をはじめることになりました。
細部をチェックし、まずエンジン部への浸水は今回免れたことを確認。早い対処が功を奏しました。
舵修正・舵軸曲がり修正・プロペラ修正・シャフト曲がり修正・・・各所トモマワリを復旧し・・
舵床舵軸ブラケット部のFPR破損修理・FRP張り直し・・
今回もっとも難儀だったのは90度以上鋭角に3枚とも曲がりきったプロペラ。通常修理は不可能なレベル。バランスもめちゃめちゃになっていました。
今回、当社の為に特別修正チームが奮闘くださいました。
本当に感謝いたします。永年の信頼＆社長の熱意と皆様からの愛で・・（＾＾）
4代つづくお付き合いこれからも大事に感謝をつないでいきたいとおもいました・・ありがとうございます
おかげでお客さまのお力になれました、よかった。（＾＾）
修正後のプロペラは新品のように復旧されました。早速すべてを取付ます。
（新品は100万円超するスーパー高速用特殊プロペラ、以後は・・海賊王、宝石を抱いて走っていると
思って優しく使っていただければ嬉しいです・・浅瀬にはいかないでください・・）
補修部塗装も終わり、下架試運転、回転数も正常。振動もなし。
各部OK、無事終了となりました
また元気に走ってください。
他にも浅瀬にいってしまったりして、プロペラを痛められた艇は今月多かったです。
船外機115馬力の方もプロペラ無事修理交換で、元通りに。
LF26CZ(サルパ２６）のお客様も、浅瀬でプロペラを痛められていましたので、予備のプロペラと
交換して、破損分は修正してまた予備として船内に保管いただけるようにいたしました。
みなさまもどうぞ、航海時には水深に、十分お気をつけくださいネ。 でもね、なんだかんだいっても
物は修理すれば治ります！（＾＾）だいじょうぶ、海ではとにかく怪我なく安全帰港をめざしましょう。
☆karatomarine naoko
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ヤンマー特約店（有）唐泊鉄工所
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