天気がよくなると、合間をぬって上架整備が多い月。
連日各艇のエンジンメンテナンスと合わせて船底塗装・洗浄などを行っています。
YF24、つやつやになった船底・・・・
エンジンの整備は、定期消耗交換品として、サーモスタット、
亜鉛やオイル、プラグの交換と合わせて行います。(ヤマハ115馬力4スト)
その他、上架保管から係留保管へ移られるお客様の船底塗装作業を承りました。
ご購入後初めての船底塗装は、下地処理から。サンディングを行って↑↑
完成。白の船底塗料もおすすめです。
その他、2ストロークの係留艇のみなさまもシーズンで久しぶりに動かされていて
不調やトラブルのご連絡が多くなっています。
こちらの2ストロークヤマハ115馬力は、エンジンの始動不良の整備中です。
継続整備させていただいているので、傾向や状況把握がしやすく、故障の
際も不良個所の検討がつきやすいです。今回はキャブレターから燃料系統を診ていってまいります。
キャブレターのオーバーホールも限界があるので、今回キャブ本体の交換を行いました。
燃料ポンプ等の状態も錆が多く状態が悪いので、診ていっています。
こちらのヤンマー4LMエンジンのお客様は、リザーブタンク内の冷却水も汚れがあり
清水交換・タンク洗浄を行いました。夏場はとくにエンジン水温警報や、冷却水周りの
整備が多いです。
海水コシキ部のつまりや、海水コシキがついていない旧式のエンジンの内部のつまり
など、インペラや冷却水以外にも不具合の原因は、各艇いろいろです。
4JH3-DTのお客様は、排気ミキシングの交換を行いエンジン快調となりました。
排気ミキシングは、海水と高温の排気の作用により、使用と共に消耗していく部分です。
ヨットの整備も多いです。水温・オイル温度警報から、整備のご依頼をいただきましたが
2GM20のお客様も無事快調になりました。ご自身でされていたインペラの取付方法は
少し間違っていた様子、今回ご説明したので今後は、破損のトラブルも少なくなるかも。。(^^)
試運転とその他の点検で、サーモスタットやベルトも交換となりました。
ヨットの備品のラダーの修理も行いました。
船体備品だそうで、船体のピン穴に、ラダーのピン金具をさして固定し使うものだったとのこと。
金具が破損沈没して以後、使えなくなっていたものを、船体のピン穴と、角度が
自在に変えられるというところをポイントに、新しくオリジナルで強靭なピンと
稼働金具も制作、溶接取付して修理してみました。(><) 頑丈にできたかな。
今日もいろんなお仕事しています。
お世話をさせていただき、ありがとうございます。
☆karatomarine naoko☆
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