林のある公園などに行くと、カラスがたくさんいることがある。 鳴き声を聞いていると、様々な鳴き方があることに気付く。
以前オオタカを撮りたくて、どうしたら撮れるだろうと考えた時期があった。 そんな中ある時、カラスの鳴き方でオオタカが居ることが分かる事が分かったのであった。 正確には近くに猛禽がいることが分かった。
カラスは猛禽を目の敵にしている。 近くに猛禽がいると、追い出したくて集団で威嚇するのである。 普通の鳴き方と違う。 普段はのんびりとカー、カー(ハシブトガラスの場合)と鳴くのだが、猛禽が近くに居ると、緊迫した声に変わる。
沢山集まってきて、ガー、ガーや、グァ、グァなど濁った声で威嚇や緊迫した調子で鳴きだす時、大抵そこには猛禽が居ると思ってよい。 オオタカだけではなくノスリやハイタカ、フクロウなどが居ても同様に鳴く。
なのでその声がするあたりを見ていると、オオタカなどが飛び出してくる時がある。 そのようにして撮影をするのである。
このような集団での威嚇は、カケス、オナガなどでも見られ、以前カケスがやけに騒がしいので行ってみたら、フクロウがとまっていた時があった。 周辺に居る鳥たちの行動も観察すると、対象の鳥の習性の習得にもつながるのである・・・・。
集団で威嚇するカラス。
カラスに追われ争う。
怖い顔で近づく白猫。(記事とは無関係)