少し寒くなったが、気候も安定してきてよい季節だ。 これからはオオタカが活動する季節だ。
だが諸事情により、少しブログをお休みする。
オオタカを愛する方たちには、これからも観察、撮影、保護等に頑張ってほしいと思う・・・・。
獲物を捕らえたオオタカ、チョウゲンボウ。(k.watanabe氏撮影)
この時期の撮影より。
少し寒くなったが、気候も安定してきてよい季節だ。 これからはオオタカが活動する季節だ。
だが諸事情により、少しブログをお休みする。
オオタカを愛する方たちには、これからも観察、撮影、保護等に頑張ってほしいと思う・・・・。
獲物を捕らえたオオタカ、チョウゲンボウ。(k.watanabe氏撮影)
この時期の撮影より。
林のある公園などに行くと、カラスがたくさんいることがある。 鳴き声を聞いていると、様々な鳴き方があることに気付く。
以前オオタカを撮りたくて、どうしたら撮れるだろうと考えた時期があった。 そんな中ある時、カラスの鳴き方でオオタカが居ることが分かる事が分かったのであった。 正確には近くに猛禽がいることが分かった。
カラスは猛禽を目の敵にしている。 近くに猛禽がいると、追い出したくて集団で威嚇するのである。 普通の鳴き方と違う。 普段はのんびりとカー、カー(ハシブトガラスの場合)と鳴くのだが、猛禽が近くに居ると、緊迫した声に変わる。
沢山集まってきて、ガー、ガーや、グァ、グァなど濁った声で威嚇や緊迫した調子で鳴きだす時、大抵そこには猛禽が居ると思ってよい。 オオタカだけではなくノスリやハイタカ、フクロウなどが居ても同様に鳴く。
なのでその声がするあたりを見ていると、オオタカなどが飛び出してくる時がある。 そのようにして撮影をするのである。
このような集団での威嚇は、カケス、オナガなどでも見られ、以前カケスがやけに騒がしいので行ってみたら、フクロウがとまっていた時があった。 周辺に居る鳥たちの行動も観察すると、対象の鳥の習性の習得にもつながるのである・・・・。
集団で威嚇するカラス。
カラスに追われ争う。
怖い顔で近づく白猫。(記事とは無関係)
木々の葉が色付き、空気も少しひんやりして来て、歩いていると気持ちが良い。 森へ行ってみた。
ウグイスが藪でじ鳴きしているが姿は見えない。 何も居ないな~と思いながら歩いていると、ハイタカが低空を飛び林に入った。 しばらく探してみたが見つからなかった。
ボーっと見ていると、冬鳥のシメが飛んで来て天辺にとまった。 昼頃、オオタカが鳴いたような気がしたので、覗いたらチラッと見えただけで逃げられた。 ♂はテリトリーの森に帰ってきているようだ。
帰ろうと思った時、なぜかミサゴが上空を飛んだ。 色鮮やかでよい季節になった。 また歩きたいと思う・・・・。
ハイタカが低空で林に飛び込んだ。
シメが枝先にとまる。
チラッとオオタカが見えた。
色付く木の葉。
枝にヒヨドリ。
落ち葉を踏み歩くキセキレイ。
旋回するミサゴ。
ひっそり咲くイヌホオズキ。
寛ぐ猫。
外は晴天。 家で寝ていると、もっと体調悪化しそうなので出かけてみた。 近所の農道を歩いてみる。
オナガの声がしたのでしばらく眺めてみた。 ハクセキレイが沢山歩いている。 畑でしきりに赤トンボをとらえて食べていた。 ハクセキレイがこんなにトンボ捕りが上手いとは知らなかった。
田んぼではタヒバリが群れで飛んでいた。 湿地にはアオサギがいた。
次は森に行こうと思う・・・・。
枝先のオナガ。
タヒバリが飛ぶ。
湿地のアオサギ。
ハクセキレイが赤トンボを捕る。
オオタカが飛ぶ。
道端の黒猫。 なんか言ってる。
この時期になると、森では猛禽がよく見られるようになる。 ブログを見ていると、相変わらずオオタカとハイタカの間違いが目立つ。 オオタカと書いてある写真の半分はハイタカである。 趣味や遊びなので、どうでもいいじゃないかと言われる人がいるが、公表する以上なるべく間違わないほうが良いと思う。
10年ぐらいオオタカの繁殖地で、オオタカの行動範囲、行動時間帯、行動の法則性などの調査を行っていたが、一番困るのがオオタカとハイタカの区別がつきにくいことだった。 飛んでいるところを目視するのだが、細かい特徴などは良く見えないので、写真を撮り種を同定していた。 だがそれでも区別しにくい。 オオタカもハイタカも個体差があり、外見の特徴だけでは分からないことが多々あった。
ある時、オオタカかハイタカか区別がつきにくい個体が現れ、10名ほどいた調査員の4人ぐらいはオオタカだと言った。 私はどうしてもオオタカに見えず、ハイタカだと言った。 残りの人たちは分からないと言った。 正解は今も不明だが、そのぐらい分かりにくいのである。
繁殖地には、他にツミ、ノスリ、サシバ、トビ、ハヤブサ、チョウゲンボウなども飛ぶ。 一つ一つ消去していって残ったものを選ぶのである。 ちなみに私は、一応特徴を比較するが、最終的には第一印象(見た時の感覚)で同定する。 ずっとオオタカを見て来たのでオオタカは感覚的に分かる。 なので、似ているがオオタカじゃないと思うものをハイタカとしている。
趣味や遊びでも、一応種の同定は間違わない方が良いと思う・・・・。*確信がない場合その旨を明記する。
明らかなオオタカ。
明らかなハイタカ。
オオタカかハイタカか良く分からない。私はハイタカのように思う。
これはオオタカ。
良い季節になってきたが、急に寒くなって以来体調が悪い。 長い間のコロナ自粛も、ここにきて体調不良につながっているようだ。 足腰が弱い、しばらく撮影は出来ないかもしれない。
気になっていたオオタカの森へ行ってみた。 営巣林から鳴き声が聞こえた。 テリトリーに♂が戻って来たようだった。 しばらくして林内をのぞいてみたら、枝にとまっていた。 久しぶりだ。
その後上空を飛んだが、コンデジしか持っていなかったので撮れない。 これからが観察時期なのだが体調不良はいたい。 すぐには良くなりそうもないので、少し休んでからマイペースで活動しようと思う・・・・。
枝先のモズ。
シジュウカラ。
杉にとまるオオタカ♂。前シーズン以来だ。
伸びをする。
切り株。