今シーズン、長年の目標であった『里山オオタカ物語』の最終版を制作し、制作完了した。 諸事情及び下記の理由にて自主制作とした。(DL-marketにて販売中)
① このような写真集は、出版社等に持って行っても、「売れない」「もうからない」などの理由にて、即没になり、自費出版しなさいなどと言われる。 この国の価値感はお金が基準なのである。
しかしながら、「売れない」、「もうからない」でも、「将来に残すべきもの」、「残したいもの」があるのである。 この先どうなるか分からないオオタカと言う鳥の、一年を通したありのままの生態を、将来にどうしても残したいと思ったのである。
② 私は約12年間ほぼ毎日のように、里山環境でオオタカの観察・考察・撮影を続けてきた。 どうしたら彼らに近づけるのかを考え続けてきた。 私以上にオオタカの生態や営巣地での撮影事情を知っている人は、他にあまり居ないであろう。
私の他に写真を通して、オオタカの一年を通した生態のストーリー作り・構成・編集が出来る人が、いるとは思えなかったのである。 なので自力で制作することを選んだのである。
以上のような思いから、約3年かけて写真の選別・ストーリー作り・構成等を行い自主制作した「自信作」である。 もちろん完璧な出来ではないと思っているが、オオタカを愛し、興味を持つ方たちに、ぜひ見ていただきたいと思っている。 ご意見等をいただき、今後も100%に近付けたいと思っている。
⁂また、現在 『小さな猛禽 - ツミ』 を、ePUB形式で制作中。
制作中。