また営巣林の木が切られた。 行政や保護団体が注意しても、一向に聞き入れない。 この地にはオオタカは必要ないと言う事らしい。
自然保護や野生動植物の保護活動では、その地に係る人達の価値観や認識の一致が、必要不可欠であると感じる。 モラルの欠如や利己的な考えの人が多くそれが叶わない時は、ある程度法律等により強制する力も必要と感じる。
オオタカの希少種解除はその力が弱まる方向へ進んだ。 初めはかすかな懸念だったが、今や大きな懸念となり、オオタカに明るい未来はないと感じている。残念なことである。
一部の人達の利益や生活の便利のため、邪魔になるものは排除していくという考えなら、物言えぬ貴重な自然や生き物は、あっという間に消失していくだろう。
自分勝手な価値観の多様化が進み、モラルの欠如した現代社会はどこに向かっていくのだろうか。 しっかり考える必要があるのではないか、と思う・・・・。