😇 愛子さまは悠仁殿下より格上と論ずる者が多数いる。大方は感情論なのだが、中には資料をねじ曲げて論じていることもある。
今日もそのような事実をねじ曲げて愛子さまを持ち上げる記事を発見。
愛子さまの成年会見場を<平成の時代には天皇皇后がトランプ大統領に面会し、外国の大使を信任する信任状捧呈式などの国事行為 が行われていた御所の大広間>と断ずる記事をみかけた。それは間違いです。愛子さまの成年会見場は平成の時代に国事行為が行われた部屋ではありません。
(例によってこの間違い記事に私のブログより多数の「いいね」がついているのが泣ける。トホホ。)
補足:
件の記事を書かれたかたは、間違いに気付かれたのか記事を訂正されていました。(トランプ大統領云々の文章を消されていました。)
訂正はされていたが、下の図の4の部屋が職員の集まりにも使われる部屋であることを隠して、信任状捧呈式が行われた格式高い部屋と解説しているのは狡いだろう。職員の集まりに使用されるのなら、格式高い部屋とは言えないでしょう。
格式高い部屋というのなら、トランプ大統領や国賓を迎えた図の3の部屋こそが格式高い部屋というべきでしょう。
愛子さまは天皇がお住まいの御所に同居されているので、御所の部屋を使用しただけであって、愛子さまの御身位が悠仁さまより高いから御所の部屋を使用したわけではありません。
殊更に「愛子さまは会見に格式高い部屋をご使用になった。」と強調することによって、悠仁さまより愛子さまのほうが上位であるという誤解を広めることになるのではないか、と、危惧している。
御所の平面図

緑色のエリアが接遇部
図の3の部屋。

トランプ大統領が上皇上皇后に面会したのは此処。小広間。
床は手織りの緞通。

図4の部屋。

外国へ赴任する大使に面会したり、職員の集まりに使用される大広間。
床は合板。
図の3と4の部屋はよく似ていますが、床材の違いと部屋の内部に出っ張りの有り無し。向かって右手の戸が違います。

愛子さまの記者会見場。
図の4の部屋ですね。
見れば解ることをウソを書いてまで愛子さまを悠仁殿下より格上と決めつけたいのか?
参照:
どこよりも詳しい皇居「御所」内部映像 光る技術くつろぎ【皇室ちょっといい話】(33)(2021年7月15日)