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飲酒運転 やめましょう

2008-04-25 | 雑感
同乗者を在宅起訴 多賀城RV事故 仙台地検 (河北新報) - goo ニュース

※引用
同乗者を在宅起訴 多賀城RV事故 仙台地検

 宮城県多賀城市の国道45号で2005年5月、仙台育英高生が飲酒運転のRV車にはねられ、18人が死傷した事故で、仙台地検は24日、酒酔い運転ほう助の罪で、RV車の助手席に乗っていた同市高崎2丁目、佐々木大輔会社員(30)を在宅起訴した。
 佐々木被告は、元解体工佐藤光受刑者(29)=危険運転致死傷罪で懲役20年確定=の飲酒運転を制止せずに同乗したとして05年7月、酒酔い運転ほう助容疑で書類送検されたが、同年12月に嫌疑不十分で不起訴となった。遺族らの不服審査申し立てを受けた仙台検察審査会は07年10月、「危険運転致死傷ほう助罪まで認定可能」として不起訴不当を議決した。
 再捜査の結果、地検は佐々木被告が佐藤受刑者に自宅まで送るよう依頼し、駐車料金の一部を負担した点から「危険運転致死傷の犯行を容易にさせた」と認定。ただ、正常運転が困難な状態とは知らず、「酒酔い運転をほう助する意思しかなかった」と結論づけた。
 その上で、事故の重大性や被害感情も考慮。略式起訴による罰金命令が通例の酒酔い運転ほう助罪で、異例の公判請求に踏み切った。
 事故は05年5月22日午前4時すぎに発生。飲食店3軒で飲酒した佐藤受刑者が運転するRV車に佐々木被告が同乗、ウオークラリー中の生徒の列に信号無視で突っ込み、3人が死亡、15人が重軽傷を負った。
 佐々木被告と佐藤受刑者は、死亡した2人の遺族から損害賠償請求訴訟を起こされ、仙台地裁が07年10月、2人に計約1億600万円の賠償を命じ、判決が確定した。


公判請求して、どのような求刑を行うのでしょうね。
それにしても、民事のほうでも共同不法行為損害賠償ですから、免責されることもなく、おそらく運転していたときには思いもしなかった重大な結果になっています。
以前も書きましたが、飲酒運転をして良いことは本当に一つもありませんし、飲酒運転したことに同情してくれる人もいません。飲酒運転は絶対に止めましょう。

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2 コメント

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飲む人は乗せてもらい時にしましょうよ (NW25)
2008-12-21 09:41:38
潔く代行使おうよ

もちろん飛行機に乗る際は単なる乗客ですから、機長では無いので、もちろんその時は遠慮なく酒を飲ませてもらっていましたし、
上海に付いても、運転する予定が一切無かったですから。ただし、レンタカーで行動する予定でしたら、10時間も空けなきゃならないので
飲みませんが。

高速道路のサービスエリアには酒が売ってなくて、空港には売店に酒置いてるけど、違うのは
客が運転するか、しないかですからねえ。

飛行機みたいに自分が乗せてもらう時だけ
飲んだらいいじゃないですか。自分が操縦する時飲むなんてやめようよ
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コメントありがとうございます (ueyama)
2008-12-23 13:29:06
NW25さま、コメントありがとうございます。
忘年会シーズンですが、まだ、飲酒運転の検挙事案があるようです。どう考えても飲酒運転をして良いことはないと思うのですが、絶滅ということにはならないようですね。
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