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DNA鑑定

2012-12-27 | 刑事
再審無罪決め手に DNA型鑑定の精度、飛躍的向上(産経新聞) - goo ニュース

※引用

再審無罪決め手に DNA型鑑定の精度、飛躍的向上

(産経新聞)
 ■「4兆7000億人に1人」

 捜査に用いられるDNA型鑑定の精度は飛躍的な向上を続けている。再審でも再鑑定を求める例が相次ぎ、再審無罪が確定した足利事件、東京電力女性社員殺害事件など鑑定が帰趨(きすう)を握るケースは少なくない。

 警察庁科学警察研究所は平成元年、MCT118型など2種類の検査方法を導入。MCT118型は2年に女児が殺害された足利事件でも活用されたが、その精度は低かった。8年には検査方法が4種類に増え、これらを合わせた場合の個人識別精度は「約2万5千人に1人」とされた。

 各都道府県警の科学捜査研究所は15年、STR型という検査方法を一斉に導入。DNA型の配列を複数箇所で比較するもので、精度は「約1100万人に1人」に。さらに18年から採用された改良版のSTR型では、精度が「約4兆7千億人に1人」まで上がり、現在も主流の検査方法として用いられている。精度向上を背景に、足利事件では過去の鑑定の誤りが判明。東電事件も遺体や現場に被告以外の第三者のDNA型が複数残されていることが明らかになり、再審開始の決め手となった。

 ただ、報告書は足利事件など個別事案についてはほぼ言及しておらず、元東京地裁部総括判事の山室恵弁護士は「格好の材料があったのに、触れられていないのは残念。裁判所も思い切って検証すべきだ」としている。


4兆7千億人ですか。


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