準決勝進出を賭けたWBC 2nd.Round、対韓国戦は惜しくも1-4で日本が敗れた。
JPN 000 100 000┃1
KOR 300 000 01X┃4
バラエティー番組では、既存のスポーツやゲームに新ルールが追加されることが良くある。
例えばボウリング。白いピンの中に赤いピンが混ざっていて、それを倒せばボーナス10点プラスとか。
或いは麻雀。リーチ・一発で和了すれば役満になるとか。
製作スタッフは面白くなるだろうと思っているのかもしれないが、必ずといって良いほどつまらなくなる(笑)。普通のボウリングや麻雀を見ているほうがおもしろい。
今日の試合。8回裏の韓国の攻撃。二死走者二・三塁の場面で日本は投手を涌井から岩田に交代した。
韓国の打者は七番の左打者。放送席はこの交代が疑問だった様子(笑)。
結局、岩田は四球を出して致命的な追加点を奪われた。
このケースで考えられるのは、涌井を続投させ、七番の左打者を敬遠して二死満塁にして八番の右打者で勝負だ。結果は解らないが、涌井が打ち取って無失点に抑えた可能性が高いように思う。
しかし、ここまでの涌井の投球数が22球。次の打者を敬遠すると4球プラスされて26球となる。
そして勝負となる八番打者に4球投げてしまうと合計が30球を越えてしまう。
二死満塁で追加点を許せない大事な場面で3球勝負というのは有り得ない。
涌井はロングリリーフも先発も任せられる貴重な投手だ。今日の敗色濃厚な試合で30球以上を投げさせて、次の試合に使えないのは無駄な駒損だ。
あの場面の涌井交代は、WBC独特の球数制限のせいと考えざるを得ない。
試合の組み合わせも何度も韓国と対戦したり、やっぱり変なルールだし……(笑)。
「普通の野球」(普通のbaseballでも良いが)を見たほうが、まだ面白い。
城島の退場はイカンわな。メジャー経験の捕手だろ? もっと冷静になれよ。
逆に冷静過ぎて不満なのが慎之助くん。北京五輪でも同じような土壇場で簡単に外野フライ打ち上げてなかったか?デジャヴかな?
クラブチームではコンスタントに力を出す名選手かもしれないが、ナショナルチーム向きとは感じられない。いつもマイペースでプレーしてるようで。もうちょっと球に食らい付いてく、がむしゃらな感じが欲しいよなあ、あの場面は……。
【追記】3.19. AM8:50
今朝の『とくダネ!』で、日韓戦に熱狂する人たちの姿を日本と韓国で取材して放送していた。
日本のオフィス街。「WBC中継中」と貼り紙された飲食店が満員御礼。店内では昼食中のサラリーマンがテレビに釘付け。
「今日の昼食求刑は?」と聞くレポーターに「3時間」(笑)。
いっぽうの韓国。コンビニで大量の弁当を買い込むサラリーマン。
この弁当は何か?」とレポーターに聞かれると「会社の人たちの分。みんなで弁当を食べながらテレビを見る」と答える。
両国とも野球に熱中しているようだが大きく異なる。
日本じゃ会社の外で「こっそりサボって」野球観戦。韓国じゃ社内で堂々とテレビ観戦。
仕事中に野球を見るのに「罪悪感」を抱く日本と、代表チーム声援が「立派なこと」の韓国。
もちろん、この対比はほんの一例で、すべての国民のサンプリングとはいえないだろう。
しかし両国の姿勢の違いが端的に現れたレポートだったように感じる。
国の温度がこれだけ差があれば、両チームの勢いにも差があって仕方ないかもしれない。
JPN 000 100 000┃1
KOR 300 000 01X┃4
バラエティー番組では、既存のスポーツやゲームに新ルールが追加されることが良くある。
例えばボウリング。白いピンの中に赤いピンが混ざっていて、それを倒せばボーナス10点プラスとか。
或いは麻雀。リーチ・一発で和了すれば役満になるとか。
製作スタッフは面白くなるだろうと思っているのかもしれないが、必ずといって良いほどつまらなくなる(笑)。普通のボウリングや麻雀を見ているほうがおもしろい。
今日の試合。8回裏の韓国の攻撃。二死走者二・三塁の場面で日本は投手を涌井から岩田に交代した。
韓国の打者は七番の左打者。放送席はこの交代が疑問だった様子(笑)。
結局、岩田は四球を出して致命的な追加点を奪われた。
このケースで考えられるのは、涌井を続投させ、七番の左打者を敬遠して二死満塁にして八番の右打者で勝負だ。結果は解らないが、涌井が打ち取って無失点に抑えた可能性が高いように思う。
しかし、ここまでの涌井の投球数が22球。次の打者を敬遠すると4球プラスされて26球となる。
そして勝負となる八番打者に4球投げてしまうと合計が30球を越えてしまう。
二死満塁で追加点を許せない大事な場面で3球勝負というのは有り得ない。
涌井はロングリリーフも先発も任せられる貴重な投手だ。今日の敗色濃厚な試合で30球以上を投げさせて、次の試合に使えないのは無駄な駒損だ。
あの場面の涌井交代は、WBC独特の球数制限のせいと考えざるを得ない。
試合の組み合わせも何度も韓国と対戦したり、やっぱり変なルールだし……(笑)。
「普通の野球」(普通のbaseballでも良いが)を見たほうが、まだ面白い。
城島の退場はイカンわな。メジャー経験の捕手だろ? もっと冷静になれよ。
逆に冷静過ぎて不満なのが慎之助くん。北京五輪でも同じような土壇場で簡単に外野フライ打ち上げてなかったか?デジャヴかな?
クラブチームではコンスタントに力を出す名選手かもしれないが、ナショナルチーム向きとは感じられない。いつもマイペースでプレーしてるようで。もうちょっと球に食らい付いてく、がむしゃらな感じが欲しいよなあ、あの場面は……。
【追記】3.19. AM8:50
今朝の『とくダネ!』で、日韓戦に熱狂する人たちの姿を日本と韓国で取材して放送していた。
日本のオフィス街。「WBC中継中」と貼り紙された飲食店が満員御礼。店内では昼食中のサラリーマンがテレビに釘付け。
「今日の昼食求刑は?」と聞くレポーターに「3時間」(笑)。
いっぽうの韓国。コンビニで大量の弁当を買い込むサラリーマン。
この弁当は何か?」とレポーターに聞かれると「会社の人たちの分。みんなで弁当を食べながらテレビを見る」と答える。
両国とも野球に熱中しているようだが大きく異なる。
日本じゃ会社の外で「こっそりサボって」野球観戦。韓国じゃ社内で堂々とテレビ観戦。
仕事中に野球を見るのに「罪悪感」を抱く日本と、代表チーム声援が「立派なこと」の韓国。
もちろん、この対比はほんの一例で、すべての国民のサンプリングとはいえないだろう。
しかし両国の姿勢の違いが端的に現れたレポートだったように感じる。
国の温度がこれだけ差があれば、両チームの勢いにも差があって仕方ないかもしれない。