シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

現存天守12城+8城 16.和歌山城

2013-08-26 07:49:39 | 旅行
 和歌山城は豊臣秀長が築城を始めて、関ヶ原後は浅野幸長が城主となり基礎を造った。元和5年(1619年)には家康の第十子徳川頼宣が城主となり大規模な整備をし、徳川御三家の居城として繁栄した。戦前は嘉永3年(1850年)に再建された天守閣が残り国宝になっていたが、戦災で焼失、昭和33年鉄筋コンクリート造で復元された。
 2010年11月20日、朝飯前の散歩で日前宮に詣で、朝食後は紀三井寺の石段を登ったら疲れて、2千円の奮発してタクシーで和歌山城へ行った。大手門から入ると右側の石垣の上に大きな楠がある”一の橋の樟樹”と立札にあった。更に進むと虎さんが寝そべった像があったがちょっと迫力無い。和歌山城の本丸は標高49mの虎伏山の山頂にある、表坂から登る。石段を登ってから山を迂回するように進む、楠が多いのに感心する。本丸に登って行くと石垣が様々に変化しながら続いてゆくのが面白い。天守に登ったら紀ノ川の河口が良く見えた。本丸から裏坂を降りて”鶴の渓”に出る、このあたりの石垣は野面積みで相当に古く初期の石垣ではないかと言われている。鶴の渓から西の丸庭園に入ると池の向うに平成18年に再建されたばかりの御橋廊下が見える。西の丸庭園は昔から紅葉渓の名で親しまれてきた。池を廻って御橋廊下へ、御橋廊下は藩主とお付きの人だけが二の丸と西の丸を行き来するために架けられていた橋。御橋廊下の中を通り抜けて二の丸広場へ、紅葉の中をぶらぶら歩いたら大手門に出た、一の橋を渡って城外へ。ここからは和歌山市駅まで歩き南海電車で大阪へ。


大手門





石垣








天守から


鶴の渓


御橋廊下が見える


西の丸庭園


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