シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

神社歴訪ー164.伊佐須美神社(福島県)

2013-06-24 08:13:45 | 旅行
 2012年4月30日、桜を追いかけて会津へ、先ず会津高田町に入り、新一宮とされる岩代国・伊佐須美神社着く。ここには会津五桜の一つ薄墨桜がある。神社の入口に着くと隣接した公園では、まだ桜が満開だった。
 鳥居を潜り参道を進むと、正面に立派な楼門が聳えて、左右には地酒の樽がずらり並んで奉納されていた。楼門を守るは右大臣・左大臣は何とも微笑ましいお姿。楼門の右に迂回して境内に入ると、ご神木の薄墨桜は丁度見頃を迎えていた。この桜の花は八重に一重も交わり、白く薄墨を含んだ花色は薄墨桜の名にふさわしい、花が終わりに近づくと中心から紅色が濃く色づくと言う。有名な根尾の桜が淡墨桜だがこちらは薄墨桜。
 この神社は2008年に社殿を焼失、この時は仮殿、2013年に本殿再建を目指している。社伝では、崇神天皇10年、四道将軍大毘古命と建沼河別命の親子が蝦夷を平定するため北陸道と東海道に派遣された折、出会った土地を「会津」と名付け、天津嶽山頂に国土開拓の祖神として諾冉二神を祀ったのが起源という。その後、博士山、明神ヶ岳と移転を繰り返し、欽明天皇13年に現在地に遷座し、大毘古命、建沼河別命を合祀したとされている。
この後は法用寺の”虎の尾桜”や薬王寺の”杉の糸桜”などを見て裏磐梯の休暇村に泊まった。


入口


参道


天神さま


楼門


奉納


左大臣


境内


拝殿


薄墨桜


薄墨桜の花


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