2014年8月4日、標高2450mの室堂には10時30分に着いた、心配していたガスが晴れていて周囲の山々も見えて、ほっとした。立山の主峰・雄山(3015m)もほとんどの姿を現していたが頂上付近の雲だけは最後まで取れなかった。室堂を囲む山々は2800mクラスの高山ばかり、雪渓も多く迫力満点、連山の端の方に剣岳(2999m)が僅かに左肩を見せていた。名水百選に選ばれた玉殿の湧水を頂いてから、ミクリガ池まで下りたが沢山の雪が残っていた。周囲はお花畑、白やピンクの花が咲き乱れていたが、冷たい風が吹き付け寒い。サマーセーターにジャンバーを着込んでみたが、当初予定していたミクリガ池一周は諦めて11時45分のトロリーバスに乗って大観峰に向かった。