京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

南禅院

2015-02-28 17:40:52 | 京都




南禅寺境内の水道橋

今や京都の風景として定着している赤煉瓦のアーチを思わせる水道橋は、南禅寺の古めかしさになじんで、今では一種の美を湛えている、当寺の境内を通る琵琶湖疏水水路閣はテレビドラマの撮影に使われるなど、建設当時は古都の景観を破壊するとして反対の声もった。

門前には寂れ行く都を支える為の事業の一環として琵琶湖疏水建設された水路閣が通り左折して 少々行けば南禅院にたどり着く、亀山天皇正応2年(1289)離宮で出家して法皇となられ、離宮を 寄進して禅寺とし大明国師を開山ここは離宮の遺跡であり、また南禅寺発祥の地。
庭園は当時のおもかげを残し、鎌倉時代末の代表的池泉回遊式で、周囲を深い樹林で包まれた幽 玄閑寂の中に渇ききった庭に小さな滝の趣は格別である。作庭は亀山法皇とも云われている、上
池は曹源池と呼ばれ竜の形に作られ中央に蓬莱島があり、下池には心字島が設けられている京都 の三名勝史跡庭園の一つに指定。
応仁の乱以後は荒廃していたが、元禄16年(1703年)に桂昌院(徳川5代将軍・徳川綱吉の母)に よって再建された。
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