1月22日(土)15時より、忍町にある武家屋敷、赤井邸の検討会が開催されました。
数少ない武家屋敷を、どのように利活用していくかを検討する会議です。
この屋敷の長屋門は江戸末期、母屋(主屋)と土蔵、土壁は明治28年頃、茶室は昭和初期にそれぞれ建立されたもので、京都大学教授赤井さんから伊賀市が購入したものです。赤井氏は城下町にふさわしい、落ち着きのある雰囲気を守ってください、との挨拶がありました。
長屋門は従人住処を併設した格式ある風情で、手入れもよく保存されています。
母屋(主屋)は重厚で落ち着きのある建築となっています。庭園は広く、樹齢300年を超えるであろうモッコク(木斛)にひときわ目を奪われます。また、200年程度と想像されるもみの木も圧巻だ。この石灯篭、元禄・・とある。
長屋門と主屋の間の土間も立派なもので、よく手入れされている。参加者は、まちづくり協議会、上野南部自治協、上野西部自治協、中之立町ゆったり会(武家屋敷検討準備会)行政(商工労働観光課)等で組織されている。今後時間をかけて、貴重な文化遺産を赤井氏の意向に沿った、利活用できる施設に作り上げていかなくてはなりません。
なお、文化財に指定されていない住宅部分を、忍町集議所など公共施設に、との意見があった。
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