先週の予告で麻雀とあって、私はギャグアニメだしそこまで本格的な麻雀はしないだろうと思っていたらオープニングに入る前のアバンパートから外が暴風雨の中での深夜麻雀から始まり、4人で麻雀卓を囲む為カラ松と一松が後ろで見ている所で中断、オープニングを跨いでカラ松が東一局親チョロ松でゲームが始まった所から一人ずつ打って行きゲームの流れと一人一人の性格と絡めて紹介していきました。
こういった感じの話ではゲームに参加しない第三者がナレーションを進めていくのがありますが、専門のナレーター無しでカラ松が全て進めて行ったので兄弟の事をよく知っている人が話をしたのが良かったと思いました。ゲーム中もおそ松がリーチをしてから不要牌を捨てた後のチョロ松・トド松・十四松のこれからの展開を予想した読み合いが長くなっていってチョロ松から十四松までだんだん長くなり十四松に至っては普段使わない落ち着いた声と口調でまるでいつもの十四松とは別人とさえ思うような麻雀というゲームに対する深い考察を行っていたのが印象に残りました。
兄弟の麻雀スタイルを紹介した辺りでおそ松の点数が0点以下になったので一松が交代して卓を囲んでゲームをしていましたが、他の5人は麻雀のプレイスタイルの紹介の内で致命的な弱点があったのに一松はただ打ち方が分かり難いのかと思いきや普通に弱くて機嫌が悪くて雀卓をひっくり返すだけというだけだったというのが作中で触れられているノーマル四男と言われる所かと思いました。
カラ松も卓に加わって、自分のプレイスタイルの紹介が終わった所で休んでいたおそ松が卓に戻ってきて今度は青天井(点数制限無し)トビ無し(点数が0になっても終わりにしない)にしてもう一度仕切り直すという事を提案。他の五人も真剣勝負を受け入れて本番勝負になります。
それからおそ松が凄まじい連荘を続けて手も足も出ない勢いになります。おそ松がもの凄い勢いでアガり続けて「東一局50042本場」を迎えた所に場面が切り替わりました。いくらおそ松が親でアガり続けたとしても、50042本場というのはさすがにあり得ないのでおそ松さんというアニメならではのギャグ表現だと思いました。
それからどうやってもおそ松に勝てない五人があの手この手で妨害しカラ松があり得ない役『十四松』(一索の牌を14枚集める)やその十四松が乱入してからの4つ鳴いて(この場合はポンとチー)からの裸単騎をして最後に残った一枚でアガりの形になるのですが、その一枚で局部を隠して十四松が裸になっているというものをしてもう収拾が付かなくなり、一松が麻雀牌を使ってヒジリサワショウノスケを作ってオリジナル手役を出しおそ松以外の四人が拍手(カラ松は感動のあまり号泣)その後はもうどうにでもなれと言わんとばかりにおそ松以外の五人が全裸になり裸踊りをしながら麻雀の役にちなんだ歌を歌いおそ松が「おまえらと二度と麻雀はやらないからなー!!」と逆ギレして話が終わりました。
今回は麻雀というジャンルを扱っただけあって私のように麻雀を知っていて麻雀用語やゲームの流れ・麻雀の役を理解している方は当たり回だという感じでしたが、反面麻雀を全く分からない人には(麻雀用語が何を言っているのか分からない)という意見もあり麻雀を全く知らなくても大体その場の台詞やノリで理解できるともあったので麻雀を分からなくても動きを見ていれば分かるというのが面白かったのではと思います。
今回の麻雀は内容があまりにも濃くて初見では分からない所もあり何度も麻雀のパートだけを見返したり、麻雀に精通されている方の「麻雀」回レビュー&解説サイトを読んだりしてようやく理解した所も多かったです。ちなみに本編中に出てくるカラ松の六つ子の麻雀の打ち方解説の内で私が一番近いなと思ったのはおそ松でアガる事ばかり考えて相手がロンアガりし易い牌を捨ててしまう(振り込み)を良くしてしまう所が良く似てるなと思いました。
6人とも普通の麻雀打ちの基準としたらみんな弱いのだろうけど、強いて言えばカラ松とチョロ松が強い方なのかなと思います。カラ松は役満以外ではアガらないと言う縛りを自分に課しているのでそれさえ無ければ本編では高い役を3回揃えてアガっていなかったし振り込みも殆どしていないので本気を出せば一番強いのだと思います。チョロ松の方は真面目な性格通りの堅実な打ち方で振り込みも少ないようだし本編で触れられているリーチ後のアガリ牌が目に見える(文字通りチョロ松の目に当たり牌が出ている)さえ無ければツモアガり以外でもロンでアガれるからそれなりに強いのではないかと思います。
本来ならツイッターでつぶやいている内容が予想外に増えてしまい今回はAパートのみで特別編としてブログ掲載としました。麻雀の記事に関して私が麻雀を覚えた頃の話を入れたかったのですが今回の記事に入らなくて書ききれなかったので改めて麻雀という事で記事を書きたいと思います。
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