※作品の内容上、下ネタ系単語が出てきますのでお気を付け下さい。
今回も内容が盛りだくさんな内容の量となりそうなのでブログ掲載とします。
Aパートの灯油は松野家の居間に夜(時間は正確には分からないけど後で出る居酒屋がやっているのでそう遅くはない感じ)石油ストーブの灯油が切れストーブが消えてしまい部屋が寒くなる中で寝ている十四松以外の五人がどうにかして自分以外の誰かを灯油タンクの補給に行かせようと駆け引きやこたつの中に入れている足に攻撃していく話でした。
最初はカラ松が標的になりましたがカラ松は一昨日、昨日と灯油タンクの補給をしているので今日も引き受けたらずっとやる羽目になると感じ断固拒否して話が振り出しに戻ります。カラ松はこういう時は割と押しに弱いタイプなので引き受けてしまうのかと思ったら、前からやっていたので断ってしまわないと兄弟の間で利用され続けると悟り、あえて灯油を入れないと宣言して自分はやらないと意思表示したのはカラ松が自分の為に言った事だけど良かったと思いました。
一松が十四松の後を追って寝入ってしまったのを見付けたおそ松が、起こそうと思って一松の鼻の穴にティッシュ入れても起きないのでそれがだんだんエスカレートしてティッシュが口から出てきてそれを何回も繰り返して火が出てきてしまうのはおそ松がやりすぎだなと思いました。火が出ている一松をジャイアントスイングで投げてしまってこたつを通過してもまだ起きない一松もかなりの執念があると思いました。
その後はトド松に標的が変わって、おそ松・カラ松・チョロ松がコタツの中のトド松の足に攻撃を加えて、たまらずコタツからトド松が出てしまいます。いつも兄弟の上三人という感じでトド松の事を弟と見ていても、灯油を入れさせる為には平気で蹴落とす所はなんというか六つ子共通のクズさ加減があると感じます。そのままやられただけでないトド松は換気と称して窓全開にして仕返しをしている所はトド松らしいなと思います。
開けたふすまを閉めた十四松はその後好き勝手したあげく、灯油を入れたくない為の芝居をしていた事が判明。今まで誰も言わなかった灯油が切れている事を指摘したり、名指しでチョロ松に灯油が切れていると言って灯油補給の指名をしてチョロ松が行かなければならなくなり灯油を巡る駆け引きが終わりました。
最後に十四松が出てきたけど、十四松は話によって割と描写が普通だったりするけど、今回は方法が違うだけで意地でも灯油は入れたくない所が六つ子の一人なのだと思いました。
Bパートの「ダヨーン族」は灯油を買いに最初に家を出たチョロ松とそれを追い掛けて行ったおそ松とカラ松が赤塚酒場で三人で飲んでいて、もらった灯油代を使って三人で家にいる弟を置いて飲むのが旨いとか言っている時点でAパートから続く三人のクズさが出ていると思いました。飲んでいる内に眠ってしまい目が覚めたら見知らぬ場所にいて飲み過ぎたチョロ松は気分が悪くなり吐いてしまい、おそ松とカラ松が「相変わらず酒に弱いんだ」と言っていて居酒屋にいる時にかなり徳利を空けていたので最初に飲み始めたのと自分の酒量をわきまえず飲んでしまったのが良くないと思いました。
最初どこだか分からない場所もダヨーンに追い掛けられて走っていく内にチョロ松が自分の吐瀉物で転倒してしまいダヨーン達に捕まりその後おそ松とカラ松もダヨーン族が生活している集落を発見した所で大量のダヨーンに捕まります。Bパートのタイトルが「ダヨーン族」とあってダヨーンが大量に出るとは思っていたけどこんなに出るとは思いませんでした。
一向に帰ってこない兄三人を待つ弟三人でしたが寒さで十四松が暴れて一松では手に負えなくなってるし、トド松は泣いているし、十四松は普通の時と振り幅が大きいと感じます。
結局弟三人も兄を探しに行くけど、途中見付けたダヨーンに吸われて兄達と同じ所に行く事になって中に入った十四松が着ぶくれからいつものパーカーになって戻った感じでした。ダヨーンの中で三人が2回滑る所がありましたが、最初驚いていても慣れると嬉しそうに滑っているのが一松と十四松とトド松らしいなと思いました。
2回目に滑り終わった所で妙な儀式をしているなと思ったらトド松が速攻で「チョロシコスキー!!」と叫びながら跳び蹴りをするので、何かと思ったらダヨーン化したチョロ松が娘ダヨーンと結婚式を挙げている最中だったので初見では何が起きたか分からず斜め上の展開で驚きました。
トド松がダヨーンチョロ松に外の世界に戻るように説得してもこの世界の人達はいい人だからと助けてくれた娘ダヨーンと残ると言い、自分が外の世界で就職したくてもできない事をずっと悩んでいて、何をやってもダメだからダヨーンの中でダヨーンになると心の中を吐露する所はシリアスな所でチョロ松の心情も分かって今までの事を考えると辛いはずなのに、トド松の冷静なツッコミのお陰でいくらかは笑いに転化されていると感じました。
おそ松とカラ松もチョロ松と同じダヨーン化していてダヨーンの世界は何でもあるし、遊んでいても平気だから帰りたくないと言いトド松にまたツッコまれ帰るよと言われます。何でもあるとおそ松が言っていていた中では、全自動麻雀卓があり21話で麻雀はやらないからなーと言っていたのにまたやっていたのでおそ松は本当は麻雀が好きなんだと思いました。
チョロ松の本音を聞いた娘ダヨーンはあえてチョロ松を外の世界に帰そうとして突き放しますが、彼の事を思ってしているのが判るので良い子だと感じました。周りにいたダヨーンも槍を構えてダヨーン化したおそ松・カラ松・チョロ松に威嚇して外に出るように促し、三人は帰りたくないと泣いているのが下界から隔離した世界に順応した三人の皮肉とも取れる感じでした。
最後の方は一松と十四松も順応してしまい、頬を一緒に伸ばしてダヨーンの顔をしていました。トド松は役割的なものもあるとはいえ最後まで冷静で。ダヨーンばかりの中という狂気に似た世界であくまでも兄達と一緒に外の世界に戻る事を考えていたと思っています。
ラストシーンのダヨーンから出る所ではおそ松・カラ松・チョロ松も元の顔に戻って6人でボートに乗って手を振ったりしていました。その中でもチョロ松は娘ダヨーンの出会いと触れ合いの事もあり、清々しい笑顔だったのが印象的でした。外に戻る時は6人でなんとか出たようでしたがかなり大変だったと6人の声で思いました。
Bパートの「ダヨーン族」というタイトルの文字色が緑色だったのであれと思いましたが、チョロ松ライジングと同じように主役回でチョロ松の心の描写がちゃんとあって彼の心の動き等が最近何回も取り上げられているのが前半話を回す為にツッコミ要因で心情の描写がなかったのを取り戻す感じでした。欲を言えば演出の都合でトド松が跳び蹴りをしてしまう所から始まっていたのでチョロ松と娘ダヨーンの触れ合っている所が見たかったなと思いました。
「ダヨーン族」と二話前の「神松」、先週の「ファイナルシェー」はキャラクターデザインをされた浅野直之さんが原案を手掛けられたそうですが、話の感じがいつもの松原さん等と違った感じで異色だなと見てから感じました。本職の脚本家の考えられる話とは違った感じで良かったのでこれから機会があれば浅野さんの考えたおそ松さんのストーリーを見てみたいと思いました。
次回予告も最近まともにしてなくて今回はカラ松が自分メインのカラ松OfLoveやきまぐれカラ松ロードの恋愛話を放送してくれないといつもより高い声で駄々をこねながら言いつつ「アー!」と叫んだ後で予告だったと気づき、いつもの低い声で少々取り乱していたと訂正するものの無意味になっていたのがカラ松らしいと思いました。