庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

俵山の放牧  昔の農業の形を残している

2017年05月02日 | 俵山

阿蘇地方の草原は古くから農業にとっても大切な資源でした。

昔はどの家にも牛や馬がいました。農耕に使われていたのです。

夏の間は草原に放牧されていました。

現在も一部残っています。

雨が降ると牛も寂しくなるのか「モーモー」と悲しそうに泣いていました。

遠くの山から聞こえたものです。

牛たちは人里に一番近い場所まで山の上から下りて飼い主を待つこともありました。

 

牛がいます。昔は赤牛でしたが、現在は黒牛。

農家の方は毎朝夕牛の世話に牧場まで行きます。

地震の時は水場が壊れたので、毎日水を運んでいました。

そんなある日、農家の方の軽トラックが溝にはまって動けなくなり大変なこともありました。

牧草地数か所を移動しながら放牧をします。

何事も簡単ではないのですね、

牧場には柵があるので牛が逃げ出すことはありません。

草原はすっかり草に覆われました。

 

山歩きをしている多くの人を見かけました。

多分、カキランやオキナグサを見つけたことでしょう。

 

 

 



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