旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション308 「安芸の国 松茸三昧」(福山駅)

2023-08-05 11:18:56 | 駅弁コレクション
【安芸の国 松茸三昧】(福山駅)
                           2023.08.05投稿

2021年(令和3年)10月23日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,251円

                         [製造元](株)浜吉

 掛紙(スリーブ)に紅葉型の窓があり、そこに花型人参が見えるように盛り付けられています。




 薄味の茶飯の上に、錦糸玉子・椎茸煮の刻み・エリンギ煮の刻み・しめじ煮・舞茸煮・味付け栗・カボチャ煮・味付け山菜をちらし、最後に松茸煮を載せています。花型人参をあしらい、柴漬けが添えられています。




 数種類のキノコが使われています。
 その上品な味を、栗とカボチャが引き立てています。
 残念ながら、本物を知らない悲しさで、松茸の香りや歯触りを感じることは出来ませんが、季節の炊きこみ御飯としては満足できます。
 おそらく『疑義駅弁』であるだろうことを承知で購入しました。

 製造元の浜吉は、明治初期に尾道海岸通りに旅館濱吉楼として創業し、1890年(明治23年)浜吉商店として創業し、山陽鉄道糸崎駅(現JR糸崎駅)構内営業開始した歴史ある駅弁業者です。
 1950年(昭和25年)の山陽本線三原駅舎改築に伴い、三原駅で構内営業開始し、本格的な駅弁事業を始めました。
 現在、JR三原駅構内・JR福山駅構内・広島空港ビル内の直営売店で、JR岡山駅構内・JR広島駅構内では委託店で駅弁を販売しています。
 製造元の浜吉では、現在も「すき焼き弁当」がホームページで紹介されています。


コメントを投稿