旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

松江往復・新旧『特急やくも』&残念!京都」弾丸旅 3 「日本三大菓子処」

2024-06-11 14:31:01 | 「松江往復・新旧『特急やくも』&残念!京都」弾丸旅
※『弾丸旅』とは、「宿泊地以外は駅舎から外に出ない旅」と私が勝手に定義している旅スタイルです。
 2024年(令和6年)6月5日。
 『弾丸旅』とは言っても、朝ゆっくりの出発なのでホテルで朝食を頂きます。
 10分前には既に6人ほど並ん待っています。


 1泊込み込み6,460円のホテルの無料朝食です。


 帰りの電車は10時11分発なのですが、7時半過ぎにチェックアウトし松江中央郵便局に行って風景印の収集です。 
 松江城と松江大橋が描かれてます。
 松江の中心地には、南北を分断する大橋川が流れていて、その川に架かる4つの橋は宍道湖側から、宍道湖大橋・松江大橋・新大橋・くにびき大橋で、その中で一番歴史のある橋が松江大橋だそうです。

 続いて松江駅に向かいます。


 新聞を購入します。
 中国新聞(題字は中國新聞)は、広島市に本社を置く地方新聞ですが、広島県を中心に山口県・岡山県・島根県でも発行・販売されているため、ブロック紙として扱われています。


 山陰中央新報は、松江市の本社を置く地方新聞です。


 日本海新聞は、鳥取市に本社を置く地方新聞です。
 鳥取県を中心として島根県東部や兵庫県但馬北西部(美方郡)も配布地域となっています。
 題字には、横棒が一本多い「新」の本字を使用しています。。なお、新聞の名称は『日本海新聞』でですが、発行元の会社名は新日本海新聞社です。


 7時58分発の特急「やくも8号」岡山行は、国鉄色リバイバル車両との情報なので、入場券購入してホームに向かいました。
 米子行普通列車の「名探偵コナンイラスト列車」が停まっていました。


 1編成の2車両それぞれにテーマを設けたことが特徴で、米子側は「新一&蘭」をテーマにした赤色の車両、出雲市側は「コナン&怪盗キッド」をテーマとした青色の車両で、両方の車両前面にオリジナルエンブレムが付いています。


 お目当ての、国鉄色リバイバル車両特急「やくも8号」岡山行が入線してきました。


 貫通ドアなので「国鉄特急マーク」は平面状のものが取り付けられています。
 国鉄色リバイバル車両だけは先頭車両の横に国鉄マーク(「JNR」ロゴ)が取り付けられています。「JNR」とは「Japanese National Railways」の頭文字で日本国有鉄道のことです。
 松江駅発車の様子の動画はこちらです。
 動画→https://x.com/awabi27605720/status/1799036010787164617
 振り返って、後ろ姿を撮るべきでした。後悔しても始まりません。

 せっかく松江まで来たので、和菓子屋さんに行ってみようと思います。
 松江は、京都・金沢と並び「日本三大菓子処」と言われています。
 江戸時代の松江藩7代藩主である松平治郷は、藩主であると同時に「不昧公」と呼ばれる茶人であり、松江に茶の湯文化を広めた第一人者とされています。このことから、「京都」「金沢」「松江」は城下町のもと、お茶文化の発展とともに、お菓子文化も発展したのが理由だそうです。
 松江には数多くの和菓子屋さんが存在するそうですが、特に有名な4つの和菓子屋さんは駅からの徒歩圏内です。


 一番早く開店する「三英堂」寺町本店へ行きます。


 8時30分の開店前に到着。
 しかし、近所の方のお話では、最近他のお店と同じ9時開店になったとのこと。
 待っていると、近所の方が連絡したのか早くお店を開けて下さいました。
 ここでは2点購入しました。
 「松江三大銘菓」




 上から「菜種の里」「若草」「山川」です。


 「日の出前」 




 庭園日本一と横山大観のコレクションで知られる島根県安来市の足立美術館のお茶席菓子になっている銘菓です。


 ご進物用、仏事用の包装紙は、「松江城下古図」が使われています。


 三英堂の包装紙の止めシールです。

 続いて向かったのが「風流堂」寺町本店。
 開店前に到着しました。


 ここでは1点購入です。
 「果樹園の木洩れ日」






 パンフレットも置いてありました。



 風流堂の包装紙です。


 風流堂の包装紙の止めシールです。


 余裕をもって、松江駅に向かいます。
 コレクターではないのですが、途中きれいなマンホールの蓋を見つけました。


 JR松江駅前の松江テルサ前には、松江市出身の漫画家 故・園山俊二さんの代表作、「はじめ人間ギャートルズ」を題材にしたブロンズ像があります。
 松江湖城ライオンズクラブが45周年を記念して寄贈されたもので、作品は、「イノシシにまたがるゴン」と「マンモスを追いかけるゴン」の2つです。




 駅ビル「シャミネ松江」に入っているお土産屋さん「松江銘菓」で「桂月堂」のお菓子2点購入しました。ここでは風流堂・福田屋・桂月堂・三英堂・一力堂・お茶の三幸園の一部商品を扱っています。
 「薄小倉」





 日本茶はもちろん、薄小倉の深みのある甘さは、珈琲ともよく合うそうです。


 「神話の月」





 桂月堂の包装紙です。


 包装紙の止めシールは桂月堂のものではなく、松江銘菓のものでした。


 一休みして、特急「やくも12号」に乗って岡山駅に向かいます。
 

 つづく


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