旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

全国区? 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)1月23日(日)

2022-01-23 19:47:46 | 閑雲野鶴日記

 今朝、BS-TBS『麺鉄~メン食い鉄道 絶景の旅~』の取材が入りました。
 この番組は、鉄道好きの芸能人が各路線や沿線の魅力を紹介するとともに、その路線を代表するそば・うどん・ラーメンなどの“駅麺”を実食し紹介する内容です。
 今回は東北地方が取材対象のようで、青い森鉄道線に市川紗椰さんが乗車し訪問しました。


 何を実食し、沿線紹介は何だったのかは、オンエアをお楽しみに。
 小生はちゃっかり、取材の合間を見て、著作本にサインを頂きました。




 おまけ。
 今夜の肴。
 「長芋煮・白菜のなめたけ和え」「千切りビタミン大根・ベーコンと千切りキャベツ・柳葉魚擬き」



駅弁コレクション75 「牛べこ」(米沢駅)

2022-01-23 12:13:51 | 駅弁コレクション
【牛べこ】(米沢駅)
                           2022.1.23投稿

2008年(平成20年)3月9日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,200円
                     [製造元](有)松川弁当店

 加熱機能付き容器を使用しているため箱に入っています。
 品名が大きく書かれています。
 語呂合わせでしょうけど、「べこ」とは東北地方の方言で「牛」のことです。


 白飯の上に、牛肉・玉ねぎ・こんにゃくを煮込んだ物が載っています
加熱式容器に入っているので、ひもを引いて7~8分温めて食べます。


 「牛鍋風」とは言うものの野菜は玉葱だけで、お肉主体の『牛丼』みたいな物です。
 加熱式容器を使用しているので見た目の厚さの半分ほどを発熱剤が占めています。
  駅弁大会向けの商品かともお思いましたが、2020年(令和2年)まではホームページも要予約駅弁として紹介されていました。


 この駅弁は終売のようです。
 なお、東北地方で最初に加熱式容器使用の駅弁を販売したのが松川弁当店です。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,300円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,300円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 「駅弁味の陣」では、2013年(平成25年)に『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞、2014年(平成26年)に『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍、2021年(令和3年)に『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞を受賞しています。