つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2020-02-10 09:53:36 | 日記
うるはしや抹茶と菓子と梅の香と   つゆ草

昨日は汐留にある浜離宮という庭園にて、春の句会がありました。誠に広い庭園で、久しぶりに訪れたら周りは高層ビルですっかり変わっていて、駅からの道に迷ってしまいました。園をはいると、先ず立派な老松が正々堂々とした姿で現れ、その先には紅白の梅の花と菜の花が広がり、春色一色でした。奥には一枝に紅い梅と白い梅が咲く「思いのまま」という名が付いた木があり、とても綺麗でしたので、これを私は句に詠みました。又、あとの2句は老松と、立春に入り新たに購入した越前和紙の表紙の句帳を買った心を詠んだ句を提出して、何とか選んでくれる方がいて、嬉しい句会となりました。かつてテレビで拝見した有名な俳人も見えて、素晴らしい句を作られていて、流石と思い、益々この会が意義深いものとなってゆく事に何時迄着いて行けるかなど少し不安になった初春の1日でした。自分の句を解説してはいけないと知りつつ、成長の無い私です。

     老松の気骨見えたり春の庭   つゆ草
     一枝に思ひのままや紅白梅   つゆ草
     スイッチの入り立春句帳買ふ  つゆ草
   
コメント
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