宙(そら)日記

デモクラティックスクール宙(そら)、神戸サドベリーでスタッフをしていたターボウの個人ブログ

大人と同じように

2008-09-06 14:14:53 | 大人と子どものかかわり
昨日は、デモクラティックスクールまっくろくろすけのスタッフの黒田さんとゆみこさんが宙(そら)に来られました。


目的は、デモクラティックスクールを広めるために秋に行うイベントの内容について話し合うため。スペシャル・ゲストも呼ぶ予定。


まっくろくろすけの人はメンバーたちにとって疎遠でも未知の人でもないので、子どもたちの活動の邪魔にはならなかったと思う。


実際、まっくろくろすけのスタッフの人たち自身がデモクラティックスクールを運営されているのだから、子どもたちの空間を尊重すべきことは、誰よりもわかっています。


でも、わたしたちが話している間は、スタッフルームは会議専用で、メンバーたちがスタッフと一緒に遊ぶこともできません。


スタッフと遊ぶことができなくて残念だった子もいるかもしれない。ひょっとしたら。




基本的には、宙(そら)は外部の人は無闇やたらにスクール内には入れないというスタンスをとっています。


たとえ見学希望の人でも、中に入る際には、2000円を申し受けています。


宙(そら)には、公立の学校の先生が視察に来ることもありますが、その場合にも見学料を一人につきいただいています。


これは最近決まったルールなのですが、その趣旨は、子どもたちがスクール内を安全に感じて寛げるように、たとえば外部の人が大勢で来ることを防ぐためでもあります。


でも、誤解しないでください。宙(そら)はいつでも見学を受け付けています。見学に来られる人は、宙(そら)で、子どもの自由を尊重することを体験してください。


それは、彼らに一言も話しかけてはいけない、ということでは決してありません。


ただ、大人に接するように子どもに接してください。


私たちは、熱中して本を読んでいる大人に、突然話しかけないでしょう?


邪魔しないようにしますよね。


でも、話しかけたくなったら、相手に話をしてもいいか許可を求めるでしょう?「いいですか?」って。


そして許可を得られて初めて子供と話します。


得られなければ諦めますよね。


それと同じことなんです。




>>子ども「が」まなぶ 「超」学校。
    都会のサドベリー・スクール
    デモクラティックスクール 宙(そら)

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