goo blog サービス終了のお知らせ 

宙(そら)日記

デモクラティックスクール宙(そら)、神戸サドベリーでスタッフをしていたターボウの個人ブログ

満喫

2008-11-04 11:28:28 | 時間


よく言われるように、デモクラティックスクールは一日中が「休み時間」です。


ところで、「休み時間」ってみんなにとってどんなものだったでしょう?


「休み時間」は休む時間ではありませんでしたね。


今、従来の学校に通っている子どもに、学校にいる間で一番楽しいのはいつ?と聞いたら、「休み時間」と答えます。


それぐらい、子どもたちにとって「休み時間」は楽しみな時間です。


休み時間は一番わくわくする時間です。


自分が自由に使える時間。


唯一な時間。


その時間だけ、学校の空気が変わります。


学校がそれまでの時間とは異なる空間になります。


あれはなんなんでしょうね。


あの自由さ。


たしかにデモクラティックスクールは朝から終わりまでそれが続きます。


遊んだり。


あるいは、既存の学校でずっと喋り続けたような時間が朝から続きます。


自分のしていることが有意義かどうかなどは問題になりません。


もちろん「成績」のことはみんな気にしていません(「成績」はないのですから)。


自分のやっていることが将来役に立つかどうかも気にしていません。


大人からみて何もしていないように見えても、何も有意義なことをしていなくても、子どもたちにとっては、それは自由の満喫です。


>>子ども「が」まなぶ 「超」学校。
    都会のサドベリー・スクール
    デモクラティックスクール 宙(そら)

 〒662-0837 兵庫県西宮市広田町2-15
 Tel/Fax 0798-70-0777
 公式HP


日本におけるデモクラティックスクールの「これまで」と「いま」を紹介した『自分を生きる学校』(デモクラティック・スクールを考える会編 せせらぎ出版)好評発売中 宙(そら)のメンバー・保護者・スタッフも書いてます。 


「人気ブログランキング」 クリックでこのブログにも一票が入ります(^-^)

時間

2008-10-21 11:39:34 | 時間


もう10月も下旬だというのに暑いですね。


宙(そら)も10月だというのに、窓はあけっぱなしです。


ときどきつめたい風が吹いてきますが、きもちいいですね。


宙(そら)のみんなも、毎日おだやかにすごしています。


こんな季節が続くといいですね。




でも子どもの意見では、秋というのはおもしろくない季節だそうです。


そんなものかもしれないですね。


私は20代後半になってから秋が好きになりましたが、それまではとくに秋に思い入れもありませんでした。


子どもにとっては、毎日、そのときそのときを生きるのに精一杯です。子どもにとっての時間は、過去と未来への想いがまざっていなくて、まさに“そのとき”をすごしています。


その中でも、デモクラティックスクールの時間は独特です。


学校での時間は45分・50分と明確に区切られ、生徒たちも時間をそのように明確に区切られたものとして意識します。


小学1年生から高校3年生までずっとそのように時間を意識します。


しかしデモクラティックスクールでは、子どもたちは時間をそのようには意識しません。時間は時計に支配されるものではなく、自分が何かをすることが時間への意識よりも優位になります。


世界は何かをするためにあるのであって、物事を時間に沿って処理するためにあるのではない、というように意識されているのだと思います。


>>子ども「が」まなぶ 「超」学校。
    都会のサドベリー・スクール
    デモクラティックスクール 宙(そら)

 〒662-0837 兵庫県西宮市広田町2-15
 Tel/Fax 0798-70-0777
 公式HP


日本におけるデモクラティックスクールの「これまで」と「いま」を紹介した『自分を生きる学校』(デモクラティック・スクールを考える会編 せせらぎ出版)好評発売中 宙(そら)のメンバー・保護者・スタッフも書いてます。 


「人気ブログランキング」 クリックでこのブログにも一票が入ります(^-^)

時間

2008-09-12 00:02:34 | 時間


デモクラティックスクールにはたっぷりの自由な時間があります。


既存の学校に行く子どもたちが忙しさに追い回される一方で、デモクラティックスクールの子どもたちには、したいことをする自由とともに、何もしない自由も与えられます。


彼らは何かに熱中しているように見える時もあれば、そうでもないように見える時もあります。


ただ一つ言えることは、彼らは世の中の動きに合わせて時間を過ごすということがないことです。



私には、彼らは時間を恐怖していないように見えます。


普通の人は時間を怖れています。自分が人並みの時間の送り方をしているかどうか気にし、時間を他の人と同じように過ごすことに一生懸命になります。



デモクラティックスクールの子どもたちだって、きっと、何かをしなくちゃと焦る時もあるでしょう。


しかし彼らは、他人に合わせようとして焦っているわけではありません。


もし焦ることがあるとしたら、それは、自分がすべきことがわからなかったりする時ではないかと私は想像しています。


彼らにとって時間は自分のものなのです。自分にとって大切に使うことができているかどうか気にすることはあるでしょう。


しかし、他人と同じ使い方をしているかどうかなどは、気にしていません。



>>子ども「が」まなぶ 「超」学校。
    都会のサドベリー・スクール
    デモクラティックスクール 宙(そら)

 〒662-0837 兵庫県西宮市広田町2-15
 Tel/Fax 0798-70-0777
 公式HP


日本におけるデモクラティックスクールの「これまで」と「いま」を紹介した『自分を生きる学校』(デモクラティック・スクールを考える会編 せせらぎ出版)好評発売中 宙(そら)のメンバー・保護者・スタッフも書いてます。 


参考:「「自分を幸せにする」教育とは?」ゆっきーの☆願いが叶う☆自分磨き術

  「サドベリーバレースクールin アメリカ

たいくつ

2008-06-12 14:55:40 | 時間


今日の宙(そら)は、あるメンバーは海釣りに行ったり、あるメンバーは休みだったり、あるメンバーは野球の練習に行ったり、あるメンバーは中学のトライやるウィークに行ったりして、この場に来ているメンバーの数が少ない。

今日来ているわずかなメンバーは

「たいくつだぁ~」

って言ってます。


でも、「たいくつだぁ」って言えるということは、とてもいいことのようにも思います。

私たちは会社でも学校でも「たいくつだぁ」なんて言えませんよね。

そんなこと言ってたら、まわりの人に怒られそうです。

「たいくつだぁ」って言える時間を何度も経験しながら、自分の方向を微調整していくものなんだとおもう。