宙(そら)日記

デモクラティックスクール宙(そら)、神戸サドベリーでスタッフをしていたターボウの個人ブログ

教える

2008-09-23 11:23:08 | 大人と子どものかかわり
少しずつ涼しくなってきました。


歩いていると汗も出てきますが、じっとしていれば汗は出てきません。


気持ちいいですね。



昨日は、宙(そら)の最年長の男の子と最年少の男の子がプロ野球の試合を観に行くために、早引きしました。


残りのメンバーは(珍しく)テレビを観たり、数学を勉強していたり。


私ではなくもう一人のスタッフがメンバーに数学を教えていました。


私もメンバーに英語を教えたことがあるのですが、勉強を教えていると、心の中でついつい「あれもこれも教えたい」という衝動に駆られることがあります。


たとえば英語は初歩からの積み重ねが大事なので、メンバーが聞いてくること以外のことも教えたくなるのです。


とりあえずそのときは言いませんでしたが。


宙(そら)代表のぐらは私に「大人は子供が一聞いてくると十教えようとする。でもそれは必要だとは限らない」という意味のことを私に言ってくれたことがあります。


たしかにそうですね。


子どもが聞いてくることだけを教えていれば、子どもは勝手に学んでいくでしょう。




「勉強」の「勉」の字は、語源が「つとめはげむ」という意味です。
「強」は「つよい」という意味。

「勉強」は、「がんばる」とか「努力する」というニュアンスをもった言葉なんですね。


「学ぶ」の「学」は、「手ぶり身ぶりをならう」という意味があるそうです。


「学ぶ」という言葉の方が、何かを身につけるというニュアンスがあるように感じます。


あまり、言葉の定義にこだわるのもなんですが、「勉強」よりも「学ぶ」ことを大事にしたいですね。肩の力を抜いて。


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