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あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

赤い蜂

2013-08-11 15:51:47 | 日記


夏の暑い日に弦を伸ばして逞しく生きるヘクソカズラ
この花は赤い色が滲んで花弁全体を染めていた
余りこのような花は見たことが無かった・・



イトトンボがいるかと思って35度以上になるとの予報
だったけれど行ってみた
イトトンボは何処にも見えず
ウスバキトンボやシオカラトンボばかり



たっぷりと染み出した樹液だったが
サトキマダラヒカゲが一頭のみ



田んぼの側の用水路の畦にツリガネニンジンが咲いていた




ツリガネニンジンをソバナと思っていたが
色は薄いし?と思ってよく見たら
葉の付き方がまったく違っていた
これは御岳山のソバナ
色もかなり濃く花の付き方も違う
私も随分といい加減だと我ながらあきれた



真ん丸い緑の実が連なって・・・オオナルコユリ
この花は見たことが無い
丁度花の季節にいったことが無いから



ソバナの色が薄いと思いながらよそ見しつつ歩いていると
赤いお腹をした蜂がいた
この花は・・・しばし考えてしまった
特徴のある細い葉??
やっと思い出したのはメハジキの名前
メハジキに頭を突っ込んで蜜を吸っているのは
ハラアカヤドリキリバチ
この蜂は子孫を残す戦術として次のような行動をする

竹筒などに松脂を使って巣を作るオオハキリバチが居るが
気に入ったオオハキリバチの巣を見つけると巣の壁を食い破って
侵入し宿主が自分の幼虫のえさとして用意した花粉団子の上に
産みつけておいた卵を食べその後に自分の卵を産みつけて
卵を差し替えて巣をのっとってしまう
子孫を残す戦略は賢いといえるのか
強かといえるのか・・・?

そしてメハジキは子宝の薬草なのだ
緑色の染料としても使われていた
草木染の緑色なのだろうがどんな色に染まるのか
ちょっと興味があった
恐らく落ち着いた緑色になるのだろうが・・・