8月6日、森山の午後です。
山頂ではやたら賑やかな鳴き声が響いていました。
それもあまりお上品ではない鳴き声が。
声を追うと、森の端で何かが動いています。長い何かが。

やたら長いしっぽが動いています。
「オナガ」という単語が頭に浮かびました。確信はなかったのですが。

大きな声で鳴きながら飛びまわっていたので
大胆に近づいてみました。

鳴き声とは違い、岩手の田舎には不似合いなほどの華麗さです。
1960年代のアメ車のように。
こんな鳥がここにもいたなんて驚きました。
オナガが飛び去った後、下山中の藪の中にまた鳥がいました。
1枚だけのシャッターチャンスでした。

これまた初対面さんです。
葉っぱで被りましたが、モスグリーンの羽根はアカゲラでもなさそうです。
アオゲラでしょうか。コゲラ、アカゲラに続いてのご対面でした。
今月は色んな幼鳥が多いみたいで、何の鳥さんが迷うことが多いです。
また教えて下さいね。
私は関東出身なので鳴き声も姿も懐かしいです。
関西にはいないので「珍鳥」です。
今となっては、写真には撮れず、思い出の中だけのオナガです。
今年からのバーダーなので、オナガが毎年居るのかは分からないのですが、この日以降見かけていません。
南から渡って来たものなのか、でも留鳥だしなぁとか悩んでいます。
でも出会えたことに感謝ですね。