まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

美容部員の仕事 その②

2024-02-29 22:15:39 | 過去のお仕事
就職難民となった私。
彼氏も実家が不動産業だったけれど社会勉強で就職をした。
その彼との結婚話も出ていたけれど
なんか、いまじゃない。そう思っていた。

気持ちは焦るがどこでもいいわけではない。

新聞の募集欄で見つけた靴屋さんで働く
その時の話↓

靴屋さんで働く - まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

高校を卒業後、しばらくして靴屋さんで働いた。僅か3日ほど。広島で一番大きな商店街。本通り商店街の中にある靴屋さん。所謂、家族経営のお店。お父さんが社長で、長男と次...

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靴屋を辞めたので、
またもや、スタートに戻った。
高校時代に長くバイトをしていた喫茶店から
暇ならバイトに来てと頼まれバイトする。

そんなある日、母から
「そんなに美容部員になりたいんなら話してみようか?」と言われる。

母は、ポーラ化粧品のポーラレディをやっていた。
自分の所属する営業所の所長さんに話をしてくれた。
すると、話がトントンと決まり、支店の美容部員として採用して
もらえることになった。

言わずと知れた訪問販売の化粧品メーカー
本社は東京。主要都市に販社があって、その下に支店、そして営業所。
研修は、販社の先輩美容部員からレクチャーを受ける。
商品の数が兎に角膨大。その種類、内容成分から効果を覚える。
基本的なお手入れやマッサージやメイクの仕方。
これらをわずか2、3か月で覚えなくてはいけない。
マッサージは、お客さんに施術することと
これから人様に教えることを
兼ねているので真剣。
メイクは好きだったので、思ったほど難しいことではなかった。

私の仕事はスクールといって3日間で、
商品知識や自身でのマッサージとメイクの方法などを
一通りこれからポーラレディになるための方に教える事。
スクールは二か月ごとにある。
先輩がしているスクールを何か所も見学し話術も覚える。
最初は18歳の小娘が人様に物事を教えるだなんて
恐ろしくて仕方なかったけど、不思議と慣れていくもので
ジョークなんていうのも口から出るようになった。
というか私は大人びていたので、誰も18歳だなんて思っていなかった。


あとは、各営業所を回ってお客さんにお手入れをして
商品の使用感や良さを分かっていただくこと。
自身で販売をする必要はなかった。

毎日、忙しいけど充実していた。
一般の主婦の方にマッサージを施術すると喜んでもらえたし
お手入れを始めた方は、肌がきれいになっていくのを
メイクをして変わるのを見るのも嬉しかった。
でも、店頭販売が夢だったので若い女の子にもメイクがしたい。
資生堂への夢はいつまでも・・・(笑)


自身もきれいでなければならない。(作りじゃなくて肌)
しかし、自分の顔で経験しないと力加減などは分かりにくい、
日に何度もマッサージの練習をするので
油?栄養?過多になり酷い肌荒れになった。吹き出物が花盛り。
中学生の時より酷い状態になった。

あとは、飲みにも毎日のように連れて行ってもらった。
時効だから言いました(笑)
「これがアフターファイブなのねぇ~。大人だわ~。」
と思って飲んでいた。
飲みの席では先輩はとても優しかったし景気が良かった。



つづく



初めてのラナンキュラス。鉢植えに球根を植えたのは昨年の10月16日
私の60歳の誕生日だった。

小さな蕾が・・・・
感無量だわ












コメント
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