以前、我が家（実家）でトイプードルを飼っていた。
もう４０年も前の話。
当時、母が更年期障害で家に籠るようになり
ワンコがいたら少しは気が晴れるかなと思った。
知り合いのトリマーさんに仔犬情報があれば教えて欲しいとお願いしていたら
お客さんのところで仔犬が生まれたので、どうかということになり
すぐに会いに行った。そして、その日に決めた。
女の子。片手に乗る小さな仔、まだ５０日くらいだった。
儲けは要らない。血統書付きで３万円だった。ブリーダーではない一般家庭。
１度仔犬を産ませたかった。というお家から我が家へ
ラブが亡くなって１０年ほどして、実家のアドレス帳に電話番号が
あったので、ふと、その方に電話をしてみた。
２６年経っていても、こちらの名前を名乗るとすぐにわかってくれて
１６歳まで生きたことやとてもいいコで美人さんってみんなに
言ってもらえたことを話すととても喜んでもらえた。
どうしてそうしなかったのか分からないけど、ラブが大人になったときに
見せてあげればよかったのにな・・と後悔した。
車で５分の距離だったのに。
今、仔犬はとんでもない値段で取引されている。
商売とはいえ、なんだか悲しい・・・
私の中でプードルのカットはコンチネンタルクリップ
うちの子はマズルが短い方だったし
ショードッグではない、一般家庭犬なので
ファーストコンチネンタルクリップ。夏はサマーカット
耳飾りは、赤いリボンよりピンクの方が似合っていた。
いずれにしても私の中ではコンチネンタルが「ザ・プードル」なのだ。
いま、主流は可愛らしいテディ。そのカットがより似合うように
マズルは短い仔をと・・・売れ筋で小さな個体をと・・・
健康なワンコを目的として改良するのならよいけど
流行だからと体型を変化させるのも、少し悲しい気がする。
先日その、カットが原因で起きた事故なのかと思う記事を見つけた。
ちょっと衝撃的な画像が出ます。
多分、口元にはフワフワの被毛で覆われたテディだったのかな？
と思いました。コンチネンタルは顔にバリカンをかけるので、
口元に輪ゴムが食い込んでいたらすぐわかる。
ま・・・どんな経緯で口元に輪ゴムが巻かれていたのかは分かりませんが、
本当に愛犬を大事にしていたら、それこそ小さな爪の１本にだって
異変にすぐ気付くのではないでしょうか？ 内臓は難しいかもしれませんけど
外見の異常に気付かないなんて、飼い主失格だとおもう記事でした。
動物は飼い主を選ぶことができません。言葉を話せません。
縁あって家族になったわけです。かけがえのない命を預かったことを
肝に銘じて暮らしていきたいですね。
今日の広島市内は雨。気温２０℃
寒がりな私は既に靴下２枚履き・・・(笑)
