たわ言

思いつくまま

渋柿を買ったら甘柿だった。

2015-09-19 15:22:12 | 日記

 世の中はシルバーウイークとかで連休のはじまり、新聞の折り込みの多いこと、こちとらは毎日が連休、ちっとも変っていない。

 今日も朝から畑に。農産物直売所で渋柿というので吊るし柿にしようと買って帰って皮をむき始めたらみんなゴマがいっぱい入った甘柿だった。そのことを店に云うと、出品者の柿のことをよく知っていて、元は一本で二股になっていて片方は鶴の子の大きいような、もう一本は丸くて西村早生〔不完全甘柿〕の頭をひっこめたような・昔からあるような柿ではない。 その家の人も渋柿だと思い込んでいるらしい。 昔から半分とか一部分渋い甘柿がある。その年の天候によってどちらかに偏るのかなー。 出品者の先代か先々代は二股の柿の木に遊び心で渋柿と甘柿を接ぎ木したのかもしれない。その甘柿の方は不完全甘柿になってその年の天候によって変化するのかも知れない。

 柿にしろミカンにしろ梅にしても、種から育てたものは実生といってみんな山柿のような原種の姿となる。果実類はみんな接ぎ木をしてそれぞれの品種のものになる。今風に言うとクローンなのだ。 接ぎ木をした枝からでも突然変異した枝ができることがある。よければその枝をとって接ぎ木をして。品種が増えていった。五條市にある柿博物館によると柿は全国で600種ほどあるという。  近年では天理市の刀根農園で無核柿が伊勢湾台風の影響で突然変異した柿が「刀根柿」として品種登録されたのが30年ほど前のことである。    まいる  

コメント
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