たわ言

思いつくまま

こんな福島に誰がした。

2012-04-22 17:14:23 | 日記
 雨、 各地でトラックが横転多発など強風のニュースがあるなか、当地は風か吹いているのか、どうか。 昨日、強風というので夏野菜の苗の覆いをビニールから風に強い寒冷紗に変えたのに、当て外れというより幸い。 

 昨夜のテレビの特集で「福島三春の瀧桜」が映された。柳沢ハナさんが実を拾って蒔いたシダレ桜は各地に花を咲かせているが、よく見ると枝が垂れている。シダレ桜は果物同様、突然変異で出来た木を接木によってするものとばかり思っていた。実生で親と同じになるということは固定種であることが分った。

 老桜は千年、世にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく見つめてきた老いた樹皮を見て、原発事故で帰宅困難地域に指定された方々に思いをよせて、場違いといわれるかも知れないが、  若き頃の  菊池章子の歌
  星の流れに 身を占って どこを塒の今日の宿 
  荒む心で いるのじゃないが 泣けて涙も涸れ果てた 
  こんな「福島」に誰がした。
 と、口ずさんでいた。    まいる
コメント
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